意味
「ブラインドショット」とは、目視や視認情報が得られない状態で敵を攻撃する行為を指します。
これは、敵が壁や障害物の裏、もしくは視界外にいる場合など、
プレイヤーがその正確な位置を視覚的に確認できない状況で発砲や攻撃を行うことを意味します。
言葉の由来
「ブラインド(Blind)」→英語で「目が見えない」の意味。
「ショット(shot)」→英語で「発射」の意味。
これらを組み合わせて「ブラインドショット」は「見えない場所へ撃つ」、
という行為を表現する言葉として使われるようになりました。
FPSやTPS、戦車ゲームなど、特に射撃を主体としたゲームジャンルでよく使われます。
言葉の使い方
- 使用例: 「敵が茂みに隠れてるっぽいから、ブラインドショットしてみるよ。」
- 状況例: 敵が建物の裏や茂みに隠れていると推測される場合や、
味方がピンを指して「この辺りに敵がいる」と教えてくれた際に行われる。
使用タイミング
- 敵の位置を推測できる場合
- 敵が直前に隠れた場所や、足音・発砲音などの情報から「ここにいるはずだ」と判断できたとき。
- 敵が直前に隠れた場所や、足音・発砲音などの情報から「ここにいるはずだ」と判断できたとき。
- 予測射撃が有効な場面
- 視界が悪い場面(煙幕、茂み、霧など)や、敵が射線上に潜んでいる可能性が高いとき。
- 視界が悪い場面(煙幕、茂み、霧など)や、敵が射線上に潜んでいる可能性が高いとき。
- 威嚇や牽制目的
- 隠れている敵にプレッシャーを与えるために、あえて攻撃を行う場合もあります。
これにより敵を移動させたり、味方がより有利な位置を取る手助けになることがあります。
- 隠れている敵にプレッシャーを与えるために、あえて攻撃を行う場合もあります。
ゲームによる具体例
- Valorant / CS:GO:
スモークの中や壁越しに敵がいると予測して射撃を行う。 - PUBG / Apex Legends
撃たれた方向から敵の位置を推測し、遮蔽物越しに攻撃する。 - World of Tanks
茂みに隠れてスポットされない敵を推測して攻撃。
定番の隠れ場所、弾道や砲撃音、直前のスポット等を手がかりに発砲する。
「ブラインドショット」はスキルや経験、地形への理解が必要な上級者向けのプレイングですが、
成功すれば試合の流れを変える一手にもなり得ます。
ブラインドショットのコツ
- 敵の位置を推測する能力を磨く
- 音情報を活用する: 足音、リロード音、発砲音などの情報を聞き逃さないようにします。
特にFPSやTPSではヘッドセットを使うと音の方向が分かりやすくなります。 - 直前の動きを覚える: 敵が隠れる直前の動きを観察し、「この辺りにいるはず」と予測する。
敵が障害物に隠れた場合、その位置と形状を記憶して攻撃します。
- 音情報を活用する: 足音、リロード音、発砲音などの情報を聞き逃さないようにします。
- マップ知識を深める
- よく使われる隠れ場所や射線が通る位置を把握することで、
敵が潜んでいそうな場所を絞り込みやすくなります。 - 高低差や遮蔽物の配置を理解しておくと、より効果的なブラインドショットが可能です。
- よく使われる隠れ場所や射線が通る位置を把握することで、
- ヒットマークや反応を確認する
- ショット後、ヒットマークやサウンド、またはダメージ表示があれば成功した証拠です。
- ヒットしなかった場合も敵の動きが変わることがあるので、その反応を観察しましょう。
- チームメイトの情報を活用する
- 味方がピンやチャットで敵の位置を教えてくれる場合、その情報を参考に攻撃します。
- スポットされた敵や目視した敵をもとに、ブラインドショットの位置を調整しましょう。
- リスクを考慮した武器選択
- 精度よりも広範囲をカバーできる武器(例: ショットガンやグレネード)が有効な場合があります。
- 一方、スナイパーライフルなどの高威力武器では1発に集中し、確率の高い射撃を狙います。
ブラインドショットをする時の注意点
- 無駄撃ちを避ける
- 弾薬が限られているゲームでは、適当に撃ちすぎると残弾が無くなったり、
リロード中に隙を作ってしまう危険があります。
必要以上に弾を消費しないようにしましょう。
- 弾薬が限られているゲームでは、適当に撃ちすぎると残弾が無くなったり、
- 味方への誤射に注意
- ブラインドショットを行う前に、味方の位置を確認することが大切です。
特にFF(フレンドリーファイア:味方を撃つこと)があるゲームでは要注意です。
- ブラインドショットを行う前に、味方の位置を確認することが大切です。
- 位置がバレるリスク
- ブラインドショットを行うと、敵に自分の位置を知らせてしまうことがあります。
特に静かに立ち回りたい場面では慎重に行動してください。
- ブラインドショットを行うと、敵に自分の位置を知らせてしまうことがあります。
- 狙いをつける時間に注意
- あまり長時間狙いすぎると、敵が移動していたり逆にこちらを発見される可能性があります。
素早い判断と射撃を心がけましょう。
- あまり長時間狙いすぎると、敵が移動していたり逆にこちらを発見される可能性があります。
- タイミングを見極める
- 敵が回復中やリロード中の隙を狙うと成功率が上がります。
適切なタイミングを見計らうことが重要です。
- 敵が回復中やリロード中の隙を狙うと成功率が上がります。
ブラインドショットの練習方法
意図したブラインドショットを習得するのは容易ではありませんが、
いくつか練習方法があるのでそちらも紹介します。
ブラインドショットは最初のうちは「撃ったら偶然当たった」感が強いので、
その影響力をなかなか理解しづらいかもしれません。
しかし狙って実行できるようになると、相手からしたら見つかっていないのに撃たれるという、
理不尽かつ非常に厄介な存在になれるでしょう。
そのため射撃主体のゲームでブラインドショットの修得は勝率に大きく影響します。
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