意味
ゲームでの「溶ける」とは、キャラクターのHP(体力)が一瞬でゼロになる(=倒される)ことです。
特に「あっという間に」「何もできずに」やられてしまうときに使われます。
他にはFPS等で「味方が一気に倒され前線が壊滅し、状況が一瞬で悪化」した時などに用いられます。
由来
「溶ける」は、氷や金属が熱で一気に形を失う様子にたとえた表現です。
→ 「HPが一気に減って、存在が消える=溶ける」というイメージに由来します。
この比喩的な表現が、自然とゲームスラングとして定着しました。
使用シーン
- 敵の攻撃があまりにも強力だったとき
- 集中攻撃(フォーカス)を受けて、即死したとき
- 防御が弱く、耐えきれなかったとき
- チーム戦等で数的不利により数で押し切られたとき
会話例
FPSゲームの場合
「敵のスナイパーに頭抜かれて一瞬で溶けたわ…」
(=ヘッドショットされて即死した)
MOBAの場合
「前出すぎたな、ごめん。タンクいないとマジで溶ける…」
(=味方に守ってもらえないと一瞬で倒される)
MMORPGのレイド戦
「回復間に合わなくてDPSが溶けた…」
(=ダメージディーラーのキャラを生かせなかった)
関連用語
用語 | 意味 |
---|---|
蒸発する | 「溶ける」とほぼ同義。 特に一瞬で消える感じを強調。 |
即死 | 一撃で死ぬこと。 状態異常や強力な攻撃でよくある。 |
ワンパン | 「ワンパンチ(一撃)で倒される」こと。 |
フォーカスされる | 複数の敵から集中攻撃を受けること。 結果「溶ける」ことが多い。 |
ペラい | 防御が低いこと。 「溶けやすい」とも言われる。 |
その他のポイント
- 「溶ける」はネガティブな意味で使われることが多いが、敵を一瞬で倒した場合にも「敵溶けたw」と表現される
- プレイヤースキルや装備構成、マッチメイクの差が出たときにもよく使われる
→ 例:「マッチング格差酷すぎ…たぶんこっち瞬溶けするw」 - PvP・PvE両方で使われる汎用スラング
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