目次
意味
ソロレイド(Solo Raid)とは、本来複数人(パーティやレイドチーム)で挑むような高難度コンテンツを、1人で攻略することを指します。
- 「ソロ」=1人で
- 「レイド」=多人数で挑む高難易度なボス戦やダンジョン
つまり、「1人でレイドコンテンツをやる」という意味になります。
由来
- 英語の“Solo”(一人で)と“Raid”(襲撃、大型ボス戦など)を組み合わせた言葉です。
- MMORPGなどのゲームで、元々「レイド」は大人数の協力が必要な難所を意味しました。
- それを、あえて1人で挑むプレイヤーが登場したことから「ソロレイド」という言葉が生まれました。
使用シーン
主に使われるジャンル
- MMORPG(例:FF14、WoW)
- オープンワールドPvE(例:Destiny 2、The Division)
- サバイバル系ゲーム(例:Rust、ARK)など
使用例のシチュエーション
- 高性能装備やビルドを極めたプレイヤーが、通常レイドをソロで挑戦・クリアする(メインで使われる)
- 仲間が全滅した後、自分一人で最後まで戦い抜くといった状況(こちらの用途は比較的稀)
会話例
A「このレイドって8人推奨だよね?」
B「うん。でもYouTubeでソロレイドしてる人いたよ。ビルドがガチすぎたw」
A「昨日、ギルドのみんな来なくてソロレイドしてたわ…」
B「マジ!?クリアできたの?」
A「最後のボスで時間切れだった。惜しかった…」
関連用語
用語 | 意味 |
---|---|
レイド | 多人数で挑む高難度な戦闘コンテンツ |
パーティ(PT) | 少人数の協力グループ |
タンク | 敵の攻撃を引き受ける役割 |
DPS | 高いダメージを出す役割 |
ソロプレイ | 一人でゲームを進めること全般 |
キャリー | 実力のある人が他人を助けて勝たせること(逆に「ソロレイド」はキャリーされず自分で全てやること) |
その他のポイント
- 称賛される対象になることが多い:「すごい」「ガチ勢」と評価されることが多い
- 挑戦的・自己満足的な側面もある:普通は効率悪いが、腕試しとして人気
- ビルド研究のモチベーションになる:ソロレイド達成のために装備やスキル構成を徹底的に最適化する人も
ソロレイド達成のためのコツ
① ビルド(装備・スキル構成)の最適化
- 火力・耐久・回復のバランスを重視
- 「高火力だけ」では持たない。自己回復や防御スキルも組み込む
- 武器やスキルの相性を理解する(例:DoT(継続ダメ)+回避型)
例:Destiny 2では、回復グレネード+吸収近接+高耐久アーマーを組み合わせるとソロ向き。
② 敵の行動パターンを熟知する
- レイドボスにはフェーズごとの行動ルーチンがある
- ソロだと一発のミスが致命傷になるため、予兆・攻撃タイミングの暗記が重要
- 予備動作からの「無敵時間」「回避タイミング」を正確に把握する
③ 消耗品・バフの準備を怠らない
- ポーション、バフアイテム、装備修理、弾薬などは余裕を持って用意
- 自己バフ(攻撃力・防御力・持続回復)は積極的に使用する
④ ヘイト管理(敵の注目をどう引くか/引かないか)
- タンクがいないソロでは、自分が全てのヘイトを受ける
- 回避スキル・スタン・召喚などでヘイト分散できるビルドを活用するのも手
⑤ ステージギミックの処理を一人でこなす想定で練習
- レイドギミックには「分担」が前提のものもある
→ ソロではタイミングや位置取りで同時処理を工夫する必要がある
⑥ トライ&エラーを恐れない
- 最初からクリアできるケースはまれ。何度も挑戦して最適化する
- 動画記録などで自分の動きを見返すのも有効
補足:ソロレイドに向いている人の特徴
該当するプレイヤーはソロレイド向き
- 「やり込みが好き」「試行錯誤が苦じゃない」
- 「ギミックを自分で解析するのが楽しい」
- 「達成したときの達成感を味わいたい」
ソロレイドは、本来多人数での攻略を前提としたレイドコンテンツが対象であるため、必然的に「一人でどう戦うか?」という試行錯誤に時間を費やすことになります。
その他にも要求されるものは多く、人一倍強力な装備、集中力、知識、計算された動き、運…など、中には全てが噛み合わないとクリアが困難な場合も。
総じて、「普通のプレイでは物足りないやり込みプレイヤー」が挑戦するハイエンドコンテンツと言えます。
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