目次
「パリイ」の意味
「パリイ」とは、敵の攻撃を単に防御するだけでなく、
特定のタイミングで行うことで相手の攻撃を無効化しつつ、反撃のチャンスを作るテクニックです。
パリイを成功させると、相手が大きな隙をさらす場合が多く、逆にこちらが有利な状況を作れます。
「パリイ」の由来
「Parry」は英語で「受け流す」「かわす」「防御する」という意味を持ち、
主に剣術や武道の文脈で使われてきた言葉です。
これがゲームの世界に取り入れられ、タイミングよく敵の攻撃をさばくアクションとして定着しました。
ゲーム内の「パリイ」の使い方
使用されるジャンル
- アクションゲーム
例)ダークソウルやエルデンリングなどでは、
盾や武器で敵の攻撃を「パリイ」し、カウンターを決める。 - 格闘ゲーム:
例)ストリートファイター等の格闘ゲームでは、
パリイで相手の技を防ぎ、反撃のチャンスを作る。 - RPGやアクションRPG
一部のゲームでタイミングに応じた防御スキルとして登場する。
使う状況
- 敵が強力な攻撃を仕掛けてきた時
通常の防御ではダメージを受ける場面で、
リスクを取って成功させれば大きなチャンスを得られる。 - 反撃のチャンスを作りたい時
相手の隙を作り、一気に攻める展開を作れる。 - 高難易度プレイで効率的な戦闘を目指す時
防御よりも攻撃的なプレイスタイルを求められる場合。
「パリイ」の使用タイミングと注意点
- タイミングが重要
パリイは、攻撃が当たる直前の瞬間に成功させる必要があります。
そのため、敵の動きを見極める反射神経や経験が重要です。 - リスクとリターン
成功すれば大きなメリットが得られますが、
失敗すると無防備な状態でダメージを受けるリスクが高いです。
特にボス戦などではリスクが大きい場面もあります。 - ゲームによって仕様が異なる
例えば、ダークソウルシリーズでは、敵の攻撃に合わせて盾を使うことが主流ですが、
SEKIROでは、刀によるジャストタイミングの防御がパリイに相当します。
作品によってパリイが可能な盾や武器は異なります。
「パリイ」に関連する用語
- ジャストガード(ジャスガと略される事もある)
パリイと似ていますが、防御そのものを完璧に行うことでダメージを完全に防ぐ動作を指します。 - カウンター
パリイの後に即座に攻撃を仕掛ける行為。 - リポスト(Riposte)
パリイ成功後に発動する特別な反撃技。
リポストが成立すると相手に致命傷を与えられたりと、リターンが大きい場合が多いです。
「パリイ」の特徴とコツ
- タイミングが重要
盾でのパリイを狙う場合は敵の攻撃モーションをよく見て、攻撃がヒットする瞬間に、
「パリイ」に対応するボタン(もしくは特定のコマンド)を押します。 - リターンとリスク
- リターン:成功すれば、通常より大きなダメージを与えられる。
- リスク:失敗すると、防御が間に合わずダメージを受けたり、敵のコンボ攻撃を食らう可能性がある。
- 盾の種類が関係する場合も
一部のゲームでは、全ての盾がパリイできるわけではありません。
特定の軽量盾(例:バックラー、ターゲットシールドなど)がパリイに向いている場合が多いです。
「パリイ」の制約関連
パリイは全ての敵に対して必ずしも行えるわけではなく、
ゲームや敵の種類によってパリイが有効かどうかが異なります。
敵による制限
- 大型敵やボス敵には無効
大型の敵やボス級の敵は、通常のパリイが効かない場合があります。
理由はゲームデザイン上、強力な敵に簡単に致命の一撃を与えられないようにするためです。- 例:ダークソウルでは、大型の武器を振り回す敵や、巨人のようなボスはパリイできないことが多い。
- 例:ダークソウルでは、大型の武器を振り回す敵や、巨人のようなボスはパリイできないことが多い。
- 特定の攻撃のみパリイ可能
敵が使う攻撃の中でも、パリイできる攻撃とできない攻撃が区別されている場合があります。- パリイ可能:通常の近接攻撃(剣、槍など)。
- パリイ不可:魔法攻撃、範囲攻撃、グラブ(掴み)攻撃。
使用する装備による制限
- 盾の種類
全ての盾がパリイ可能ではない場合があります。
一部の軽量盾(例:バックラーやターゲットシールド)がパリイ専用に設計されている一方、
重量級の盾(タワーシールドなど)はパリイができず、防御に特化していることが多いです。 - 武器による制限
盾を使わず、武器でパリイできる場合もありますが、
特定の武器(ダガーや細剣など)がパリイ向けに作られている場合に限られることがあります。
ゲームシステムによる制限
- 「無効化される敵」設定
一部のゲームでは、特定の敵が意図的にパリイを無効化する仕様になっています。
例えば、ストーリー上の演出やバランス調整のため、パリイが使えない敵が設定されています。 - 体勢の状態
敵がバランスを崩している場合や、特定の行動中でないとパリイが効かないこともあります。
ゲーム内のヒントや練習
- 敵の動作を観察する
パリイ可能な攻撃は、多くの場合、明確なモーションが存在します。
例えば、剣を振り上げる、突きを構えるなどの動きがある場合はタイミングを合わせやすいです。 - 練習に適した敵を選ぶ
初心者には小型の人型の敵(ソルジャーやナイトなど)が練習に最適なことが多いです。
比較的動きがわかりやすく、またリスクが少なく、タイミングを覚えるのに向いています。
ただし例外(パリイできそう攻撃なのにパリイが不可能な、いわゆる「初見殺し」)も存在するため、
ゲームをプレイしながらパリイを狙える敵を覚える必要はあります。
「パリイ」成功時のご褒美
パリイは強力な反撃手段ですが、ゲームによってはタイミングがシビアで少々難しいと感じることがあります。
しかしその分、成功時の見返りが大きく設定されている事が多く、
パリイが成功するとプレイヤーに対し「ご褒美」的な状況が発生します。以下はその状況の一例です。
- 無敵時間の付与
一部のゲームでは、パリイが成功した瞬間から一定時間、
他の敵や攻撃を完全に無効化する「無敵フレーム」が適用されることがあります。- 目的:プレイヤーにご褒美として安全な反撃のタイミングを与える。
- 効果:周囲の敵の攻撃を受けないため、次の行動に集中できる。
- アニメーションの優先処理
パリイが成功すると、特定の反撃アニメーション(例:致命の一撃)が発動する場合があります。
この間、キャラクターは動作中とみなされ、他の攻撃の当たり判定が無効化されます。- 例:ダークソウルやエルデンリングでは、
パリイ成功後の「致命モーション中」に他の攻撃が当たらない。
- 例:ダークソウルやエルデンリングでは、
その他だと無敵時間は与えられないものの、一部の能力(攻撃力や防御力)が一定時間大幅に上昇するなど、
大抵はプレイヤーに何かしらの有利な状況が与えられます。
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