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SD、microSD、SDHC、SDXCの違いとは?SDカードの規格と注意点

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SDカードを買ってきて欲しい

店に来たがどのSDカードだろう…?
種類がたくさんある…

SDカードを買おうとした際、
色々な種類があってどれを選んだらいいかわからない…という経験は無いでしょうか?


物理的な形状が違ったり「SDXC」など表記がある商品があったり…。
何かと迷う要素が多いですよね。


今回はそんな「SDカードの種類」についてわかりやすく簡潔に解説していきます。
種類を覚えることで使用するデバイスに合うSDカードを選べるようになります。

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「SDカード」と「microSDカード」

SDカードは2種類のサイズの規格が存在します。
SDカード」と「microSDカード」の二つです。


どちらもデータ保存ができるSDカードですが、
本体の大きさと形状に明確な違いがあるので注意が必要です。


見分け方はとても簡単で、サイズを比較して大きいか小さいかで判別可能です。

  • サイズが大きいほう → SDカード
  • サイズが小さいほう → microSDカード

デバイスによってはどちらか片方しか挿入できないということもあるので、
購入前にまず確認しておきましょう。

SDカード対応のデバイスなのに間違えてmicroSDを買ってきてしまった…。

SDカードに慣れていないとこのような問題に直面することがあるかもしれません。
そんな時は「SDカード変換アダプター」を用いることで解決できます。

このアダプターにmicroSDを挿入することで、
SDカードの規格として使えるようになる優れものなので覚えておきましょう。

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「SDHC」とは?

SDHC(SD High Capacity)とは、
容量が「4GB~32GB」いずれかに属するSDカードの規格を指します。

SDHC登場以前のSDカードの容量は最大でも2GBだったため、
それを超える大容量モデルとして2006年に登場しました。


SDカード、microSDカードどちらでも4GB~32GBの容量であればSDHCに属します。

「SDXC」とは?

SDXC(SD Extended Capacity)とは、
容量が「64GB~2TB」いずれかに属するSDカードの規格を指します。

2010年に登場したSDHCの倍以上の保存領域を持つ超大容量モデルで、
それまで保存が難しかった数GB~数十GBに及ぶような膨大なデータも保存可能になりました。


こちらも64GB~2TBの間の容量であればSDもmicroSDもSDXCに属します。

SDカードを選ぶ時は機器側の対応規格に注意

挿せるSDカードのはずなのに認識しない…
保存領域として表示されない…

SDカードはサイズ(SDかmicroSDか)が合っていて挿せたとしても、
何故か機器側が認識してくれないことがあります。


この問題は機器がSDカードの規格と互換性が無い場合に発生します。
ここでいう規格とはひとつ前に説明した「SDHC」や「SDXC」のことです。


機器と対応するSDカードの規格を表にまとめるとこのようになります。
※「SD」は2GBの規格

機器対応するSDカードの規格
SDXC対応機器SDXC、SDHC、SD
SDHC対応機器SDHC、SD
SD対応機器SDのみ

SDXC対応機器は全ての規格のSDカードを使うことができます。
しかし、SDHC対応機器ではSDXCのSDカードのみ使うことができません。


容量が大きいほうがいいからとSDXCを購入したが、
使う機器が実はSDHCまでの対応機器だった…という事態は比較的よく見受けられます。


そのため機器が対応するSDカードの規格はどこまでなのか?を必ず調べてから買うようにしましょう。
機器側の説明書や商品ページに書かれている事が多いのでチェックをお忘れなく。

まとめ:SDカードの規格を把握しよう

最後にここまで説明してきたSDカードについてのまとめです。

SDカードの種類まとめ
  • 「SDカード」と「microSDカード」のサイズが異なる2種類がある
  • SDHC:「4GB~32GB」の容量を持つSDカードの規格
  • SDXC:「64GB~2TB」の容量を持つSDカードの規格
  • 機器が対応しない規格のSDカードは使用不可

規格の違いに注意しつつ、必要十分な容量のSDカードを選んでいきましょう。

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