「HUD」とは?
HUD(読み方:ハッド)とは「Head-Up Display(ヘッドアップディスプレイ)」の略で、
ゲーム画面上に表示される情報類(UI)のことを指します。
具体的にはHPゲージ、ミニマップ、スコア、残弾数、スキルのクールタイム表示など、
プレイヤーが状況を把握するために表示される視覚的な情報がHUDです。
由来
もともとは軍用・航空用語で、戦闘機のパイロットが顔を動かさずに前方を見ながら情報を確認できるよう、
視界内に映し出される表示システムを「Head-Up Display」と呼んでいたのが由来です。
そこから転じて、視線を外さずに必要な情報を得られる表示を指すようになり、ゲームにも取り入れられました。
使用シーン
HUDはあらゆるジャンルのゲームで使用されます。
特に以下のような要素に関係します。
使用が想定されるシーン
- アクションゲーム:HP・スタミナ・アイテムスロット
- FPS/TPS:弾数、ミニマップ、エイム(照準)
- RPG:キャラクターのステータス、バフ・デバフ表示
- レースゲーム:速度メーター、順位表示
- サバイバルゲーム:空腹ゲージ、クラフト素材残量
会話例
A: このゲーム、HUD非表示にしたらめっちゃ没入感あるね!
B: わかる!でもHPバー見えないとちょっと不安になる…。
関連用語
用語 | 意味 | HUDとの関係性 |
---|---|---|
UI(ユーザーインターフェース) | ユーザーとゲームの情報をつなぐ操作・表示全般のこと | HUDはUIの一部に含まれる |
ミニマップ | ゲーム内の地形や味方の位置を小さく表示したマップ | HUD上に表示されることが多い |
エイム(照準) | 銃撃などでターゲットを狙うための十字線・マーク | 照準もHUD要素の一つ |
ステータス表示 | HP、MP、スタミナなどプレイヤーの状態を示す数値やゲージ | 常時または戦闘中にHUDに表示される |
クールダウン表示 | スキルなどが再使用可能になるまでの残り時間表示 | スキルHUDの一部として表示される |
バフ/デバフ | 一時的な能力強化(バフ)や弱体化(デバフ)の効果 | アイコンやゲージでHUD上に表示される |
没入感(イマージョン) | プレイヤーがゲーム世界にどれだけ自然に入り込めるかという体験の深さ | HUDが多すぎると没入感を損なうことがある |
クロスヘア | 照準を合わせるための中心マーク(FPSなどで使われる) | HUDの一部で、精密射撃やスナイプ時に重要 |
スコア/キル数表示 | プレイヤーの実績をリアルタイムで表示する | HUDに表示され、進行状況や成果を確認できる |
オーバーレイ | ゲーム画面に重ねて表示される情報全般(外部ツールによるものも含む) | HUDもオーバーレイの一種 |
その他ポイント
- 一部のゲームではHUDをカスタマイズ可能(位置や透明度、サイズ変更など)
- シネマティックモードやスクリーンショット用にHUDを一時的に非表示にする機能もよく見られます
- 多すぎるHUDは画面がごちゃごちゃして逆にストレスになることも
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