意味
ゲームにおける「バリュー」とは、「コストやリスクに対して、どれだけ効果・利益が得られるか」
という考え方を指します。
「この行動やカードは、支払ったコスト以上の見返りが得られるか?」という価値判断です。
用語の由来
「バリュー(value)」は英語の「価値」という意味に由来します。
そこから、「プレイや選択がどれだけ価値があるか」をゲームでも評価するようになり、そのまま用語化しました。
使用シーン
「バリュー」が用いられやすいシーン
- カードゲームで、1枚のカードで2枚以上の相手カードを処理できたとき
- MOBAで、小さいリスクで相手の主力を倒せたとき
- RPGで、少ないMP消費で大きなダメージを与えたときなど、「支払ったもの以上のリターン」を得た場合に「バリューが高い」と言います。
逆に、リターンが少ないと「バリューが低い」「バリューを取れなかった」とも言います。
「バリュー」を使った会話例
例①:カードゲームの試合後の会話
A「今のターン、2マナであの大型処理できたの、めっちゃバリュー取れたな!」
B「マジでね。あそこで差がついた気がする。」
例②:MOBA系ゲーム
A「ウルト(必殺技)1個で3人落とした!バリューやばすぎ!」
B「最高のタイミングだったね、GG!」
関連用語
項目 | 意味 |
---|---|
コスパ(コストパフォーマンス) | バリューと非常に近い概念。 コストに対してどれだけ効果を得られたか。 |
アド(アドバンテージ) | 優位性。バリューを取り続けると結果的に「アドを取る」ことにつながります。 |
テンポ | 主にターン制ゲームで、バリューを取りながら素早く有利な展開に持ち込む感覚。 |
その他ポイント
- バリュー重視のプレイヤーは、無駄なリスクを避けて「得」を積み重ねるスタイルになりやすい。
- 逆に「バリュー無視で一発逆転を狙う」戦術もあるので、必ずしもバリューだけが正義ではない。
- 特にカードゲーム(例:MTG、シャドウバース、遊戯王など)で「バリュー」という単語は頻出する。
ゲーム用語の「バリュー」とは、支払ったコストに対して得られる効果や利益の大きさを指し、少ないリソースで大きな成果を出すと「バリューが高い」と評価され、カードゲームやMOBAで重要視されています。
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