2023年8月18日、X(旧Twitter)のX Pro(元TweetDeck)はBlue(課金プラン)ユーザー専用の機能として完全に移行したようで、無料利用をしていたユーザーは締め出される形となってしまいました。
またこれまで裏方でひっそり生き延びていた旧TweetDeckに関しても、通常の方法ではアクセスができなくなり実質利用不可になりました。
筆者は旧TweetDeckをずっと愛用してきた身なので何とかならないか模索したところ、chromeブラウザの拡張機能を利用して旧TweetDeckを復活させる方法を見つけました。
すぐに対策される可能性は十二分にありますが、ひとまず一時的にでも旧TweetDeckのスタイルを取り戻せることが確認できたので情報を共有していきます。
旧TweetDeckの使い方が知りたい方は以下の記事も参考にして頂ければと思います。
旧TweetDeck復活の手順
こちらの情報を元に旧TweetDeckを元通りに復活させることができました。
「OldTweetDeck」というアドオンを用います。
▶ TweetDeckを旧バージョンに戻す方法(X Pro)
— SAME🦈 (@hiro_samekabu) August 18, 2023
第2弾です。
先月公開した方法が使えなくなりましたが、新たにこちらの方法で元に戻すことができました。
以下、ご参考までっ🦈
■ GitHubで公開されている「OldTweetDeck」をChromeの拡張機能としてインストールする
GitHub – OldTweetDeck… pic.twitter.com/fRTdhjp0Vr
記載されている手順をざっくり説明するとこんな感じです。
- こちらのGitHubの「Code」から「Download ZIP」をダウンロード
- Download ZIPを任意の場所で解凍
- ブラウザの「拡張機能の管理」を開き「デベロッパーモード」をオンにする
- 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリック
- 解凍したフォルダ内にある「OldTweetDeck-main」を選択
続けて具体的な手順を説明していきます。
GitHubのCodeから「Download ZIP」をダウンロード
GitHubへ移動したら中央右上あたりにある緑色の「Code」をクリックします。
そうすると中に「Download ZIP」があるのでそちらをクリックしてダウンロード。
※基本的に最新版をダウンロードすることを推奨します。
Download ZIPを任意の場所で解凍
ダウンロードされたZIPファイルは「OldTweetDeck-main.zip」という名称で保存されています。
このOldTweetDeck-main.zipを右クリックし「すべて展開…」を選択して任意の場所で解凍します。
解凍に成功すると「OldTweetDeck-main」というファイルが残ります。
ファイルは一旦このままにしてchromeブラウザ、またはchrome拡張機能に対応するブラウザを開いてください。
ブラウザの「拡張機能の管理」を開き「デベロッパーモード」をオンにする
ブラウザの拡張機能の管理、設定を行う画面を開いていきます。
chromeの場合はブラウザ右上の「︙」→「設定」→「拡張機能」で開けます。
以下のような画面が出てくればOKです。
その後右上にある「デベロッパーモード」をクリックしてオンの状態にします。
「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリック
デベロッパーモードをオンにすると拡張機能の管理ページ上部に新たにメニューが追加されます。
その中から「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックしてください。
クリックするとエクスプローラーが開きます。
次に読み込むフォルダを選択するのですが、ちょっとだけ注意点があります。
先ほど解凍した「OldTweetDeck-main」フォルダを一度ダブルクリックして開いた先にある「OldTweetDeck-main」フォルダを選択してください。
こうしないとエラーがでてしまうようなので気をつけましょう。
最後に「フォルダーの選択」をクリックしたら適用完了です。
この後TweetDeck(現X Pro)を開くと旧版に戻っているはずです。
あくまで一時的な措置と考えておくべき
冒頭にもお話したように現行のXはTweetDeckをX Proに変更し、有料の公式クライアントとして提供するようになったので、旧版がいつまで持つかは公式の対応次第といったところでしょうか。
過去にもユーザー側で「旧版使えるようにしました!→対策されました…」の流れはあったので今回もみすみす見逃してくれるとは正直考えにくいです。
TweetDeck愛用ユーザーからしてみれば、旧版を使い続けられる拡張機能は本当にありがたいのですが、いわゆる「脱法」の一面も持つのであくまで一時しのぎと捉えておくべきかなと思います。
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