意味
スマホゲームにおける「凸(とつ)」は「限界突破」を指す用語で、
キャラや装備を重ねることで性能を強化することを意味します。
多くのスマホゲームでは、同じキャラや武器を複数入手すると追加効果が得られたり、
最大レベルが上がるなどの強化ができます。
由来
「凸」は、「限界突破(げんかいとっぱ)」の「突破(とっぱ)」に含まれる、
「凸」の漢字から取られたスラングです。
もともとは一部のゲームコミュニティで使われていましたが、
スマホゲームが普及するにつれて広まり、現在では一般的な用語となっています。
「凸」の使い方
- 凸の数を表す
- 「3凸」= 同じキャラや装備を3回限界突破した状態
- 「完凸(かんとつ)」= 最大まで凸した状態(ゲームによって異なるが、5凸や10凸が多い)
- 例:「このキャラは完凸するとスキルがめちゃくちゃ強くなるよ!」
- 動詞として使う
- 「この武器を凸りたい」= この武器を限界突破したい
- 「1凸するとスキルが強化されるからオススメ」
- 凸の価値を話す
- 「このキャラは無凸でも強い」= 限界突破しなくても十分強い
- 「最低でも1凸しないと使いにくい」= 1回限界突破しないと実用性が低い
「凸」の補足ポイント
ゲームによって凸の仕様が異なる
- 一部のゲームでは、「覚醒」や「進化」として似たシステムが存在する。
- 例えば、FGOでは「宝具レベル」、原神では「命ノ星座」が凸の概念に近い。
ガチャの仕様によっては凸が難しい
- 限定キャラや武器を凸するのは非常にコストがかかることが多い。
- 例:「天井※がないゲームで完凸を目指すのは厳しい」
※ガチャを一定回数引くと、確定で特定のキャラやアイテムを入手できる救済システム
無凸(むとつ)という言葉もある
- 「無凸」= 限界突破なし(初期状態)
- 例:「このキャラは無凸でも十分戦えるよ」
「凸」のメリットとデメリット
メリット
- キャラや武器が強くなる
- ステータスが上昇したり、新しいスキルが追加される。
- 例:「このキャラは1凸するとクールタイムが短縮される!」
- 高難易度コンテンツで有利
- 限界突破することで、ボス戦やPvPなどで戦いやすくなる。
- 例:「高難易度イベントでは3凸以上推奨って言われてる」
- 長期的に活躍できる
- インフレが進んでも、高凸キャラならしばらく使い続けられることが多い。
- PvPでの優位性
- 高凸キャラは無凸や低凸キャラより強いため、対戦コンテンツで勝ちやすい。
デメリット
- ガチャのコストが高い
- 限定キャラや武器を完凸するには大量のガチャ石や課金が必要。
- 例:「このキャラ完凸するのに10万円かかった…」
- 凸前提のキャラが存在する
- 一部のキャラは「1凸しないと使いづらい」「無凸だと微妙」と評価されることがある。
- 例:「このキャラは無凸だと火力不足だけど、2凸すると超強い」
- インフレで価値が下がる可能性
- 将来的にもっと強いキャラや武器が登場すると、高凸しても使わなくなることがある。
- 例:「このキャラ完凸したのに、新キャラに完全に食われた…」
- 他のキャラ・武器を引く余裕がなくなる
- 凸を狙いすぎると、新キャラや新武器に使う石がなくなる。
- 例:「推しキャラ完凸したけど、新ガチャ引く余裕なくなった…」
ゲームスラング「凸」:結論
「凸」は強さを求める上で非常に重要ですが、多額の課金やリソース管理が必要になる要素でもあります。
ゲームバランスや個人のプレイスタイルによって、凸を狙うかどうか慎重に考えるのが大事です。
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