どうしようもない底辺大学にのみ与えられると言われる不名誉な称号「Fランク大学」。
話では聞いたことあるけど実際のところどうなの?そんな酷いの?と思う方もいらっしゃるかと。
そこで今回はFランク大学の卒業経験がある私ぱなだが、Fラン大学はどのような場所なのかをぶっちゃけていきます!
総意ではなくぱなだ個人が感じていたことなのでそこだけ注意して読んで頂ければ幸いです!
「Fランク」と言われる理由
日本において不合格者が少なすぎて偏差値を算出できない大学を意味する俗称。
Wikipediaより引用
偏差値が極端に低い大学であったり、偏差値40未満の大学が該当する。
河合塾による入試難易度予想ランキングにおいて「BF(ボーダー・フリー)大学」という合否判定できない分類に該当する大学の意とも解釈される。
引用には偏差値40未満という数字が見えますが、40前後でもFランクと呼ばれる大学もありますのでこの辺りの基準は割と曖昧です。
また名称の由来についてはボーダー・フリー(Free)のFだったりA~Fまで格付けした時の最低ランクのFだったりと解釈は色々あります。
ざっくり共通事項をまとめると「偏差値が著しく低い大学」だからFランク大学と言います。
箸にも棒にも掛からぬ…というやつですね。
因みにFランクは呼称する際は「Fラン」と短縮して呼ばれる事が多いです。
Fランク大学の印象は最悪なの?
Fランク大学はそのレベルの低さから散々な言われようです。
これらはFランク大学を調べていた時に実際に目にした言葉です。
印象は極めて悪いといっても過言ではありません。
悲しいけどこれが現実なんですね…。
この後具体的な事例を紹介していきます。
Fランク大学のリアルな実態【講義編】
さてここから当記事の本題であるFランク大学生の実態を暴露していきます。
「講義編」「大学生活編」「就職編」の3つに分けてそれぞれ説明します。
この記事では「講義編」を扱っていきます。
「大学生活編」はこちら↓
「就職編」はこちら↓
講義編
学生の一番の仕事は何よりも「授業を真面目に受けること」だと思います。
それがFランク大学生だとどうでしょうか?詳しく見ていきましょう。
そもそも履修登録をまともにできない人が居る
大学では講義を受講するために「履修登録」が必要です。
しかしFランはこの時点で詰む可能性が大いにあります。
現代だとパソコンを使って履修登録をすることが多いので、機械慣れしてない人はちょっと手間取るくらいはあるかと思いますが、最終的にはどうにか登録完了するのが普通ですよね?
これが酷いFランク大学生だと…
履修登録?余裕っしょ!…何これよくわかんね(笑)まあいっかテキトーに講義出れば単位くれるっしょ!
履修登録のやり方がわからない→放置→履修できず留年
これがマジで起こりうるということです。
高校生までは自動的に授業を受けられていたので、その感覚を大学にまで持ち込んでいたのではないかと思います。
教室を度々間違える
受講する教室をかなりの頻度で間違える人がいました。
次の講義って102?いや202だったけな…ワンチャン301だな!
座学と実習で教室が変わるので間違えてしまったとかならわからないでも無いです。
この講義ではこの教室!と決まっているにも関わらず間違えるパターンなのでだいぶヤバい。
事前に各講義が開かれる教室の一覧表を貰ってたはずですが…彼はたぶん無くしたか存在自体知らなかったのでしょう…。
寝坊、遅刻は日課
授業開始後10分以内に来ればまだいいほうという概念。
中には出席扱いギリギリの時間(開始30分~40分以内)に毎回来る学生も少なくありませんでした。
眠すぎて1限出るのきつすぎワロタ。
まーあの教授なら遅刻してもOKっしょ(笑)
稀に遅刻魔の彼が定刻に出席しようものなら「お前時間通りに何でいるんだ!?」って教授もびっくりしてたほどでしたね…。
出席だけして講義には出ない
私の所属大学はICカードを端末にかざして出席確認がされていたのですが、それを悪用して講義をとんずらする生徒が居ました。
かざすだけかざして出席扱いにし、講義には出ず帰ってしまう…これはかなりの人数居たと思います。
自分で来て自分のICカードをかざして去っていくならマシなほうで中にはこんな人も…
わりいぱなだ明日の3限代わりにピッ(出席)しといてくんね?
昼飯おごるからさ~(笑)
いわゆる出席代行ってやつですね。
メシ奢ってくれるということで実は私も承ったことがありましたが…絶対やっちゃダメですね。
しかし出席以外の用途にも使う大切なICカードを平気で友達に渡すのは如何なものか…。
因みに代行がバレるとサボった本人に加え代行した人まで処罰する教授もいたのでそこは避けてました。よく考えなくとも教授の対応が正しいです。
講義中はスマホ、ゲーム、飲食、化粧、睡眠、お喋りの時間
これはFランク大学の逸話の中でも比較的有名な話かもしれません。
講義を真面目に受けない。まるで動物園のように見える事もしばしば。
多い時は講義を受けてる人の半数くらいは関係の無いことをしてた印象。
特に大講堂のような大人数が入れて個人が目立たない場所だと更に悪化してました。
Zzz…Zzz…(バカでかいイビキ
ダブチうめ~wwwwポテトうめ~www(ムシャムシャ
スマホゲーのエネルギー消化しよっと(ポチポチ
マスカラ忘れたウケる(笑)マジで貸してくんない?(笑)
この教室回線悪過ぎて対人戦できねーんだけどw
あと電池切れそうw誰かバッテリー持ってない?w
はい、無法地帯です。
これは決してオーバーな表現ではなく日常茶飯事で目にしていた光景なんです。
ここまでして教授が黙ってないわけ無いだろ!と思う方もいますよね。
もう諦めているのか特に注意せず終わるなんてことも珍しくありませんでした。
一度注意されても数分後にはひそひそ声が徐々に増えていき元に戻るのが普通でしたね…。
小学生並みの感想が並ぶ提出物
授業最後に出席チェックも兼ねた提出物を課す講義での出来事です。
(物語の感想書けとか寝てて知らねーよ…適当に書いとけ)
筆者の気持ちがよくわかった。
とても面白かった。
辛い物語ですごかった。
最後がよかった。
小学生並みもしくは小学生より酷い文章を書き連ねている。
知らないんじゃないか?ってくらいですます調を一切使わない猛者もいましたね…。
彼らにとっては「提出できればいい」ので文章は適当になりがち。
そしてそれでも通過できてしまうから凄い…。
文章力に期待はされてないというのが伺えます。
英語の講義はアルファベットから学ぶ
Fランク大学の逸話の中でも
「こればかりは迷信じゃないか?」
「高校どころか中学レベルじゃないか!あり得ない!」
と疑われる一説です。
私も流石に「いくらなんでも嘘でしょ…」と思ってましたが…残念ながら本当でした。
英語履修前にクラス分けをするための簡単なテストがあったのですが、そこで一番下のクラスに振り分けられると英語をアルファベットからスタートしていたようです。
ABCDEFG~HIJKL…あれM?L?……どっちでもいっか(笑)OKOK(笑)
彼らにbe動詞や前置詞といったものはわかるはずもなく、最後の授業でようやく覚えるといったことも珍しく無かったようです。
数学ではひっ算や分数をやり直してるという話を聞いて正直ゾッとしました。
レジュメコピーの常套化
勉強がそこそこできる人のレジュメ(講義内容を記録したノート)は高額取引されていました。
それもそのはず、真面目に講義を受けていない人はノートなど取っているはずがありません。
テスト前や重要なレポート提出直前は以下のような会話が度々見られました。
頼む!真面目F!レジュメ写させてくれ~~!
今回提出しないとマジでヤバいんだよ~~!
…昼飯5回分で手を打とう。
サンキュー!!お前マジで神だわ!!
因みに真面目Fは特段勉強ができるというわけではなく極々普通のレベル。
全体の学習意識が低いので少しでもノート取ってればヒーローになれる…そんな感じです。
レポートは締め切り当日に作成して提出が当たり前
レポートを締め切りまでやらないのはFランク大学ではもはや日常。
そもそも締め切りがいつか知らないまであります。
えっ!?今日締め切り!?!?パねえってマジ!!
真面目Fのとこ行って写すしかねえ!!奢り何回になるかな…
ひとつ前のレジュメコピー段階へ…。
ここまでの流れで気付いている方も居るかと思いますが、自分の力で課題をやって提出しようという意識が彼らにはひとかけらもありません。
締め切り当日は提出用ポストに長蛇の列ができることも…。
あと何回講義を休めるかを数える
講義を規定回数以上休んでしまうと特別な理由が無い限りは落単(単位を落とす)してしまいます。
先月確か3回休んだから…ひいふう…うわあと3回しか休めない!!
クソダル~~~~!
こう考えてる人は休む=サボるなのであと何回サボれるかを計算していることになります。
休める回数はしっかり休んで最低限の出席に留めようという魂胆です。屑。
真面目系クズが生まれる
真面目にやってるように見えて実はクズ。これもよくある話です。
俺はそこそこの勉強量でFランくん達より成績がずっと良い。
これは大学生活ヨユーなのでは??
特に努力せず有名企業に就職できちゃうかもな(笑)
今一度考えて欲しいのは真面目Fが居るのは大学最底辺のFランク。
つまり底の底、井の中でひたすらできない学生と比較し自分に都合のいい理由を見つけては優位性を保っている状態。
こういうタイプは例えFランク大学生の中ではできるほうだったとしても、社会に出たら雑魚同然になります。
周りがあまりにも勉強できないせいで自分は勉強できると錯覚を起こし
「努力しなくてもまあまあできる」
「社会に出ても活躍できる」
と謎の自信が付いて見えないところでサボる癖が付きます。
また「自分だけは周りと違う」といった理由からボッチになりやすくコミュ障に陥ることも珍しくありません。
その結果学力もコミュニケーション力も中途半端になり社会に出て仕事や暮らしが上手くいかず…なんてことも。
ある意味Fランク大学の一番危険な部分。
真面目系クズ回避のためには、他の大学の学生と交流を行い正気を取り戻すのが大切です。
勿論Fラン以上の大学生と、です。
(ここだけの話、ぶっちゃけるとぱなだはこの真面目系クズだったと思います)
Fランク大学のリアルな実態【講義編】:まとめ
もはや勉強への姿勢が違い過ぎて同じ人間とは思えない…と感じた方は正常です。
えっこれって普通じゃない?と思った方は…Fランク大学生の素質があります(?)。
とにかくサボる、誤魔化す、嘘をつくといった社会にそぐわない要素がてんこ盛りで内部に居る学生も「終わっている」人が多いのがわかって頂けたのではないでしょうか。
無論全員がそういう学生ではありません。ちゃんと勉強して優良企業に就職できる人も居ますからね。今後Fランク大学へ進学予定の方は是非警戒して頂ければと思います。
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