
「Fランク大学生の就活って正直予想が付かない…」
生活や学習の面で様々な難点を抱えていると言われるFラン大生。
今回は大学生の終着点とも言える「就活」に注目。
Fラン大学出身のぱなだがリアルな実情をお話ししていきます!
一体一般的な学生とはどう違うのか…お楽しみ(?)に!
Fランク大学のリアルな実態【就活編】
記事毎に「講義編」「大学生活編」「就職編」の3つに分けてそれぞれ説明します。
この記事では「就活編」を扱っていきます。
講義編はこちら(最初に読むことを推奨)↓
大学生活編はこちら↓
就活編
大学3年生(早い人はもっと早くからかも)になると、講義以外に「就活」が学生としての務めとなりますよね。
ある意味人生が決まるかもしれない非常に重要なイベントと言えます。
さてFラン大生はどのように就活をするのか…見ていきましょう。
就活解禁日を知らない

会社説明会や面接が本格的にスタートする「就活解禁日」は学生がスタートダッシュを決める上でとても大切なタイミングですが、そもそもその時期を全く知らない模様。

シュー活解禁日?知らね(笑)周りが動き出したら俺も動けば間違いないっしょw
必然的に出遅れ組になるため苦労するのが目に見えます。

「周りが就活しだしたら動く」はもはやFラン大生の基本でした。
勉強面で自分から調べる能力が著しく低かったのがここでも影響してます…。
SNS、口コミサイトへの謎の信頼

企業のホームページは難しくてよくわからないので、面接で聞かれる可能性が高い経営理念や部署など、表面的な情報をチェックをして終わり…Fランあるある話として有名です。更にこんなことも…。

「〇〇社 評判」で検索っと…。
うわクソみたいな評判ばっか(笑)やめよやめよ(笑)
口コミサイトの情報をまともに受け入れてしまうんです。ガチで。
それだけでエントリーするかしないかを決めることがあります。

確かに口コミが役立つこともあります。
が、それだけで企業を判断するのはあまりにも尚早ですよね…。
履歴書の空白がやたら多い

私の所属してた大学では履歴書の書き方講習がありました。
そこでは「履歴書は出来る限り埋める」と教わります(本来なら常識ですがそれを教わる必要があるのがFラン)。
が、言われたにも関わらず白紙部分が半分を占める人は結構居ました。

資格とかねえし特技や趣味…?パチスロって書くのは流石にまずいしなあ…
やべえ全然埋まらねえよぉ~~~(泣
課外活動としてバイト経験を書くのは王道でしたので、なんとかそれをかさ増ししつつ、膨らましつつ…と埋めてるパターンが多かったですね。

それでもネタが無く嘘をそれっぽくアレンジして書き足す猛者(?)も…。
履歴書に書く文章に難あり

ですます調、接続詞を使うことはFラン大生でもなんとかできた模様(※一部使えない人もいました)。
…ただし使い方がだいぶ怪しい。

僕はたくさん部活を練習しました
トレーニングは誰よりもたくさんやりました
体力は誰よりも自身があります
貴社の経営理念のために頑張ります
完璧だろ!!就活!!完!!!
講義編でも述べましたが、特に酷いと文章力は小学生レベルから進展していません。
何に基づいて企業を志望する、入社後はこの能力を活かせる、といった筋の通った文章を書く技量は持ち合わせてないのです。

~です。~ました。を読んでて違和感のあるレベルで連発するは癖になってそう。
髪色を黒に戻したくないとごねる

就活となればいつまでも学生気分でカラーパレットじみた頭髪を続けるわけにはいきませんよね。
しかし中にはこんなことを言う学生も。

髪さあ…マジで戻さないとダメ?ワンチャンこのままでも就活通過できんじゃね?
就職のためだけに黒とかやってられねんだけどー…。
結局のところ、就職課に諭され、彼は渋々髪色を黒に戻しました。
学内で開催された一次選考を兼ねた説明会では、間に合わず虹色頭髪のまま出席する学生が居たのを覚えています。

因みに髪色を黒に戻しても髪型はそのままって人も結構いました(ドレッド、モヒカンなど)。
あまりに派手な髪型は流石に注意されてましたが…。
ネクタイ等のアクセサリが派手

他人と差別化して個性を出したい、就活で自分をアピールしていきたい、その意気や良し。
しかし彼らはその方向性が違う。身に着けるものがやたら派手になる傾向があります。

黒スーツ、黒髪…こんなん個性じゃねーよ!コピーだよ!!
だったら俺はネクタイの色で勝負したらあ!(目の覚めるようなメタリックブルー
学内には地味な子も多かったんですが、対照的に頭レインボーF君のようにド派手な子もいました。
その結果、就活でも派手で固めて挑むことに。

確かに個性を出すのは人として大切。
ただし日本の就活ではあまり望ましくないのが現実…。
インターンシップ絶対参加しないマン

インターンシップは学生の所作や能力といった部分が垣間見えるため、学生側にも採用側にもメリットがある制度です。
何故かFラン大生はインターンに対し強い拒否反応を示していました。

インターンシップ?いやいやwあんなメンドいものに参加するわけないっしょww
就活ガチ勢ご用達制度だから俺らは関係ねーべwww
インターンはそこそこ長期に渡る拘束時間(1週間~1か月前後)が発生するため、自分の時間が取れなくなるから行きたくない、という理由の模様。

実質タダ働きだからやだ!という人も見かけました。
まあ確かにそうなんですけど、一番就職の近道にはなるはずなのに。
模擬面接で受け答えがヤバいやつが必ずいる

うちの大学では希望をすれば模擬面接の練習を行えました(意識高い奴だと思われます)。
大事なのが「意識だけ」は高いことです。以下は私が参加した集団面接練習時に居合わせた学生の例。

御社を志望した理由は~ですという感じです!
経営方針が自身に合っていると~って感じです!
是非とも御社で働かせてもらいたいと感じています!
多感ですね。感じすぎでは…?
とまあこのように面接時に口癖が常に発動してしまう子もいたんです。

彼の口癖がその後治ったかは不明ですが…そのままだったら高確率で落ちますよね。
そもそも就活する気無いマンがいる

最後に超大物の紹介。そもそも就活する気が無く何もしない人が一定数いること。
これは家庭の都合とか理由があってではなく、働きたくないだけの人を指します。

来年から社畜とか冗談じゃねーよ…せや!就活しなかったら就職しなくていいやん!
資格取るからとか理由つけて1,2年くらい適当に留年してごまかすべwwww
これは想像以上にヤバくて、何せ周りはなんとか就活頑張ってるのに、
そいつだけのほほんとこれまで通りの生活してるんですよ。
内定決まってない人からしたらただただイライラの元になって関係が劣悪になっていく…。

Fランにはほぼ必ずこういうタイプが数人居ると聞きます。
もし見かけたら早々に距離を置いたほうが身の為ですよ…。
Fランク大学のリアルな実態【就活編】:まとめ

Fランの就活は「どうしても入りたい会社のために頑張る」というよりは「就活しろと言われたから、もしくは就活しないと怒られるから仕方なくする」という空気が正直なところ強かったです。
そもそも色んな面が未熟のまま、社会に強制的に送り出されるようなものなので、内心社会に出るのが怖い…という人も多かったのでしょうね。
Fランに限らず「就活」を行い「新卒」として採用して貰えるタイミングは人生でたった一回。
その一回はどうか無駄にしないよう、できる限りの対策を行って就活に挑んで欲しい…とまとめて終わりとさせて頂きます!
ここまで目を通して頂きありがとうございました。
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