意味
サンドボックスとは、プレイヤーが自由に行動・創造できるゲーム形式やゲーム内モードのこと。
明確なクリア条件や一本道の進行がない、または非常に薄く、自由度が高いのが特徴。
建築、探索、クラフト、落書き、地形改造、システム遊びなど、
「やりたいことを自分で決めて楽しむ」タイプのゲーム。
由来
Sandbox(砂場)=子どもが自由に砂で山や城を作ったり、壊したりして遊ぶ場所に由来します。
その “自由に遊ぶ” イメージから転じて、プレイヤーが好きなように遊べるゲーム形式を指す言葉として使われるようになりました。
またPCゲーム文化・MOD文化が発展した2000年代以降に普及したとされています。
使用シーン
- 自由度の高いゲームを説明するとき
- クラフト・建築中心のゲームを分類するとき
- 「目的が薄い、好きに遊べる」タイプを評価するとき
会話例
A: どのゲーム最近やってる?
B: “サンドボックス系” ばっかり。自分で建物作ったり地形いじったりするのが楽しい!
A: このゲームってRPGなの?
B: 一応RPGだけど、サンドボックス要素が強くて、何してもいいタイプよ。
関連用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| オープンワールド | 広大なマップを自由に探索できるゲーム形式。 サンドボックスと重なる部分が多いが、完全に同義ではない。 |
| クラフト | 素材を集めて道具・建物などを作る要素。 サンドボックス系によくある。 |
| シミュレーション | 何かを再現または操作して遊ぶジャンル。 自由度が高い作品はサンドボックスと親和性が高い。 |
| クリエイティブモード | 建築・創造に特化したサンドボックス的モード。例:Minecraftのクリエイティブ。 |
| サバイバル | 生存を目的とするジャンル。 サンドボックス要素と組み合わさることも多い。 |
その他ポイント
- 「オープンワールド=サンドボックス」ではない
オープンワールドは「自由に移動できるマップ」。
サンドボックスは「プレイヤーに目的を委ねる遊び方」。
方向性が違うが、よく併用される。 - 明確なゴールがないことが多い
「自分で遊び方を作る」ことがゲームデザインの中心。 - 代表的なサンドボックスゲーム
Minecraft、Terraria、7 Days to Die(クラフト+サバイバル系)など
スラングをまとめて知りたい方におススメ!
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