加湿器は加熱式、超音波式、ハイブリッド式、気化式の大きく分けて4つの種類に分類されます。
その中でも特に除菌、滅菌効果が大きい「加熱式(スチーム式)」の加湿器のおすすめ製品をこちらでは紹介していきます。
加熱式の特徴やメリットデメリットを詳しく知りたい方は先に以下の記事をご覧いただくとより製品への理解が深まります(超音波式についても学べます)。
加熱式加湿器とは?
上の関連記事内にある加熱式の特徴とメリットとデメリットをまとめたものがこちら。
加湿方法 | 水を煮沸し蒸気を放出して加湿 |
メリット | ・高温で加熱するので水の除菌になる ・加温効果も期待できる ・湿度を上げやすい |
デメリット | ・蒸気が出てくるまで少し時間がかかる ・消費電力高く電気代に響く ・煮立つ音がする |
煮沸により除菌効果は高いがお湯を沸かすため電気代はそこそこかさむイメージです。
稼働までに時間がかかる分、稼働してしまえば超音波式よりも高い加湿力を期待できます。
加熱式を購入する上で注意したいこと:煮沸音は完全には消えない
加熱式のレビューでありがちなのが「音(煮沸時の音)がうるさい」というもの。
しかしこれは加熱式という特性である以上ある程度は容認しなければなりません。
とは言うものの製品によって静音性はバラツキがあるのも事実なので静音性重視の製品を選んだり、実際に電気屋さん等で稼働状態を確認するというのが最も確実です。
それでも「ボコッ」「ゴポゴポ…」という音が一時的に発生する可能性があることだけは覚えておきましょう。
加熱式加湿器おすすめ製品
象印 加湿器 スチーム式 EE-RQ50-AW
タンク容量 | 対応する広さ | 消費電力 |
---|---|---|
3.0L | 8畳~13畳 | 410W~985W |
マホービンでお馴染みの象印製スチーム加湿器です。
「湿度センサー」「室温センサー」による加湿の自動調節が可能で室内に最適な加湿を自動的に行ってくれます。
安全性にも配慮されており「チャイルドロック」「蓋開閉ロック」があるため小さなお子様が居るご家庭でも安心です。
また蒸気は65℃まで冷まして放出してくれるのでやけどのリスクも抑えられます。
消費電力がやや高めなので常時稼働を控えながらの利用がおすすめです。
山善 加湿器 加熱式 KS-MK40(W)
タンク容量 | 対応する広さ | 消費電力 |
---|---|---|
4.0L | 10畳~17畳 | 180W~500W |
ボタン一つで弱~強の加湿量の調整ができるため、機械に不慣れという方でも簡単に操作できます。
また底面に備えられたボイラーに注水された水のみを蒸気にする仕様のため素早くお部屋を加湿できる急速加湿を可能としています。
上から直接給水するタイプですが水漏れ防止機能などが付いているわけではなく不意に倒してしまうと中の水がこぼれますので床置きより机の上に置くのが好ましいです。
山善 加熱式加湿器 タンク取り外し可 KS-F407(WH)
タンク容量 | 対応する広さ | 消費電力 |
---|---|---|
4.0L | 6畳~9畳 | 135W~270W |
省エネで小さな部屋で使う場合におススメなのがこちらの製品。
スクエア型のスッキリした見た目でオンオフボタンと加湿量調整の強弱ボタン、運転給水インジケータと水残量確認窓が備わっています。
取り外しできるタンクなので水場から遠い場合でも給水をしやすい仕様です。
水垢フィルターは2つ付いており、一つは既に本体にセットされており残りは予備となっています。
フィルターは消耗品で使用頻度によりますが約2~3か月に1度交換が必要です。
別売りの予備を2~3個は常備しておくと安心です。
交換用フィルター↓
まとめ:煮沸で除菌しクリーンな加湿ができる加熱式
加熱式は比較的古くからある加湿方法で安定した加湿ができることで人気の加湿器になっています。
消費電力は高いですがその分加湿力は折り紙付き。
大きな部屋に対応している製品も多いので作業場やオフィスといった場所でも効果を発揮してくれるでしょう。
もちろん個人で使う場合にもおすすめですので気になった方は是非試してみて下さいね!
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