オンラインゲームから事務作業まで幅広く扱われるようになってきている多ボタンマウス。
しかし最近は形状やボタン数が疎らでどれを使うべきか悩ましい…という方も多いのではないでしょうか?
そのような悩みを解消すべく当記事では「多ボタンマウスの形状の違い」を解説していきます。
こんな作業をしてる方におすすめ!という使用における目安も併せて説明していくのでご参考にして頂ければと思います!
ボタン配置による違い
多ボタンマウスを選ぶ上でまず注目したいのが「ボタン配置」です。
とにかくたくさんボタンがあるものから操作しやすいボタン配置のものまで案外色々あります。
なのでまずは大まかにどんな形状があるのか把握していきましょう。
ここではよく見かける形状を3つにまとめてみました(形状の呼称は筆者が勝手に付けた呼び方です)↓
形状 | 説明 |
---|---|
サイドボタンタイプ(四角配置) | マウスの側面に四角形を描くように複数のボタン(サイドボタン)が配置されているタイプ。 通常のマウス+6~12ボタン。 サイドボタンの操作は主に親指で行う。 |
サイドボタンタイプ(円配置) | マウスの側面に円を描くように複数のボタン(サイドボタン)が配置されているタイプ。 普通のマウス+6~7ボタン。 サイドボタンの操作は主に親指で行う。 |
上面集中タイプ | マウスの上面(クリックボタンの周辺など)に複数ボタンが配置されているタイプ。 普通のマウス+4~6ボタン。 ボタンの操作は主に親指以外で行う。 側面にもいくつかボタンが配置されている場合もある。 |
サイドボタンタイプ(四角配置)の特徴
マウス側面にある複数のボタンを親指で操作するタイプです。
ボタン数は多ボタンマウスの中でも多いほうでショートカットキーやコマンドの入力が特に多くなりがちなMMORPGなどのオンラインゲームにおすすめです。
反面サイズが大きくなりがちで重量もそこそこかさむことが多いので素早くエイムを定める必要のあるFPSゲームには少々不向き。
形状が形状なだけに慣れるまではサイドボタンを誤爆してしまう可能性があったりと癖は強いほうですが、慣れてしまえば最も自由度が高くなる多ボタンマウスです。
サイドボタンタイプ(円配置)の特徴
マウス側面に円を描くように6~7ボタンのサイドボタンが配置されている形状。
マウスを持った時に親指が来る位置を中心として放射状にボタンがあるので四角配置よりも直感的な操作がしやすいです。
多ボタンマウスの中ではちょっと中途半端なボタン数なのであのキーを登録しきれなかった!ということがあるかもしれません。
素早い入力に向くことからMOBAなどMMOよりも入力コマンドは少ないが迅速な判断が求められるゲームにおすすめです。
上面集中タイプの特徴
クリックボタンと同じマウスの上面に複数のボタンが集中しているタイプ。
いつもの人差し指や中指でのマウス操作に追加ボタンの操作が加わる感じなのでノーマルなマウスを使っていた人でもシフトしやすく比較的扱いやすいです。
ただしこのようなタイプは製品によってボタンの位置が疎らでいつもと指を置くポジションが異なる場合があり、使いにくい製品を選んでしまうと逆に手が疲れる恐れがあることだけは注意。
PC操作の戻る、進む、コピー、ペースト等よく使うコマンドをボタンに登録してシンプルに効率化が図れるのでゲームは勿論事務作業メインで使いたい方にもおすすめです。
前者2つは割とゴテゴテしておりゲーミング感が色濃く出ていますが上面集中タイプはそれが少ないのも売りの一つですね。
ボタン配置を変えられるイチオシマウス:「Razer Naga Pro」
正直使って見ないとわからないしサイドボタンの感覚はどちらのタイプも試してみたい…という方におすすめなのがこちらの「Razer Naga Trinity」。
なんとこのマウスはサイドボタンがアタッチメント化しており取り換え可能。
2、7(円配置)、12ボタンに付け替えられるので使用用途に合わせて使い分けができます。
一台で複数台分を兼用できる万能マウスなので色々なジャンルで使っていきたいという方に強くおすすめしたい一品です。
因みに円配置7ボタンが四角配置6ボタンのアタッチメントになっている「Razer Naga Pro」も登場しておりこちらもおすすめです↓
まとめ:出来る事が増える多ボタンマウスを活用しよう
多ボタンマウスは使い始めてて暫くは「いやこんなボタン要らんし…」となりがちですが、徐々にこのキーはこのボタンにショートカット設定すると便利だな…気付き始めていつの間にか手放せない存在に替わっていきます。
最近のアプリケーションやゲームを見ていると出来る事が増えるにつれて操作量も同時に増えている傾向にあるため今後多ボタンマウスの需要は高まっていくものと思われます。
思わぬところで活用できるシーンが多くあるため当記事を読んで少しでも「使ってみようかな」となって頂けたなら幸いです!
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