ゲームスラング単発解説

【削り】とは?|すぐわかるゲームスラング解説

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意味

「削り」という言葉は、主に戦闘や対戦ゲームで、
相手の体力やリソースを少しずつ減らしていく戦術や行動を指します。

具体的には、相手に一気に大ダメージを与えるのではなく、
徐々にダメージを蓄積させて相手を弱らせることです。

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「削り」の具体例

  1. 格闘ゲームでの「削り」
    相手の体力が少ない時、ガードをしていてもわずかなダメージを与えられることを利用し、
    相手を倒すことを「削りきる」と言うことがあります。

    『ストリートファイター』のような格闘ゲームでは、ガードは完全に無敵になれるわけではなく、
    一部の技で少しだけ体力が削られる仕様があり、これを利用して相手の残り体力を削り切る戦法です。

  2. MMORPGでの「削り」
    大型ボスとの戦闘において、主にDPS(ダメージディーラー)が、
    ボスの体力を少しずつ削っていく場面で使われます。

    ボスのAoE(範囲攻撃)やギミック後の隙に攻撃を集中させ、
    一気に体力を削ることを意図する場合に「削りフェーズ」と呼ばれることがあります。

    もしレイド戦で「削りが足りない」といったフレーズが使われた場合、
    ボスの体力を十分に減らせていない状況を意味します。

  3. カードゲームでの「削り」
    プレイヤーが相手のライフポイントやリソース(手札、マナ、カードなど)を徐々に減らす戦略も、
    「削り」と呼ばれます。

    例えば、アグロデッキが速攻で相手のライフを削って勝利を目指すことも「削り」と言えますが、
    コントロールデッキのように、相手の動きを制限しながら少しずつライフを削るスタイルの意味でも使われます。

「削り」は主に、相手に大ダメージを与える派手な攻撃よりも、
安定して少しずつダメージを重ねるようなプレイスタイルや戦術を表現する際に使われます。

「バーン」も「削り」のうちに入る

RPGなどで直接的な攻撃以外のダメージソースとして用いられる「バーン」も「削り」の一種と考えられます。

一般的に「バーン」は、特定の効果やスキルによって時間の経過とともに相手の体力を減少させることを指します。「やけど」や「」といった持続的なダメージを与える効果は、まさに「バーン」の典型的な例です。

バーンの具体的な例

  1. やけど状態
    多くのRPGやMMOでは、やけど状態のデバフが存在します。
    これにより、ターンごとに相手の体力が少しずつ減少します。

    たとえば、魔法使いのスキルが相手にやけどを与えると、
    毎ターン一定のダメージが加わることで、最終的には相手の体力を削っていくことになります。

  2. 毒状態
    同様に、毒を使った攻撃も「バーン」に該当します。
    毒状態になると、相手はターン毎にライフポイントが減少し続けます。

    この効果は、特に持続的な戦闘や長期戦において効果的です。
    カードゲームなどでも、毒に近い効果(毎ターン少しずつダメージを受けるなど)が存在し、
    相手のライフを徐々に削る戦略として使われます。

「バーン」と「削り」の関係性

「削り」と「バーン」は密接に関連していますが、微妙に異なるニュアンスがあります。

「削り」はより一般的な用語で、ダメージを少しずつ蓄積させる戦術を指しますが、
「バーン」は主に持続的なダメージを与える効果や状態異常を特に指すことが多いです。

したがって、やけどや毒によるダメージは「削り」の一部としても「バーン」としても考えられます。
どちらも大きな違いは無いため、同じ意味で捉えてもらって問題ありません。

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