- MOとMMOって同じ?
- 似ていてよくわからない
ネットゲーム(オンラインゲーム)では皆さんどんなジャンルを遊ぶでしょうか?
FPS、アクション、ストラテジー系…色々ありますよね。
その中でもMO、MMOという2つの似たようなジャンルが存在します。
普段普通に遊んでてもそこまで気にならないと思いますが、いざ意識してみると何が違うんだろう…?となるかもしれません。
今回はそんな素朴な疑問を解消するためMO、MMOの違いを解説していきます。
若干主観混じりの解説です。結論だけ知りたい方は目次の一番下をクリックして頂ければまとめに飛べます。
「MO(Mutiplayer Online)」とは?
MOは比較的少ない人数が同じ空間に接続してゲームをプレイするカテゴリのことです。
※ここで言う「空間」は「部屋」や「フィールド」と言い換えることもできます。
モンハンを例に挙げると一つのクエストを最大4人で受注し、対象フィールドへ出てモンスターの討伐を目指すので4人がそのフィールドを共有して遊ぶといった感じになるためMOということになります。
毛色は違いますが「少人数」「同一の空間に接続」を満たすゲームだと他にはオンライン麻雀といったジャンルなんかもMOに該当しています。
例に挙げたゲームのジャンルがバラバラなように、特定のジャンルを指すのではなく小規模に複数人が一緒の空間でプレイできるのであればとりあえずMOに該当すると考えて貰えればOKです。
「MMO(Massively Multiplayer Online)」とは?
MMOはMOよりはるかに多い人数が同じ世界で遊ぶカテゴリのことを言います。
規模の大きさを表現するために「世界」と言う言葉を使いましたがMOで言う「空間」が大きくなったものと考えて頂いて構いません。
※ここで言う「世界」は「サーバー」または「ワールド」と言い換えることもできます。
少なくとも数百人規模以上で大勢が同時にサーバーにアクセスしてプレイしており、周囲を見渡すと中身のあるプレイヤーが何人も存在するというのがMMO。
ゲームにRPG要素(NPCやダンジョンなどを追加しストーリー性を持たせる)がある場合「MMORPG」という聞きなれたジャンルになります。
またサーバーが複数ある場合はその分プレイ人口も広がるため同時接続数が数万人規模となることも珍しくありません。
MOとMMOを分ける基準は「同じ空間に接続可能な人数」
MOとMMOを分ける基準。それは…
一つの空間に接続するプレイヤーの数
ということです。
ただし何人から何人まではMOまたはMMOという明確な基準として設けられているわけではないので、その辺りは割と曖昧です。
また最近だとオープンワールド、オープンフィールドのオンラインゲームのことを単純にMMOと称す場合も増えてきています(有名なオープンワールドゲームのタイトルが複数のサーバーを所有かつ1サーバーあたり数千人規模以上のため)。
MMOでも部分的にMOと見なされる事も
少し本題からずれますがMO、MMO議論でこんな話題があるというのも紹介します。
様々なMMOにおいて強敵を倒し報酬を得るには、大人数のプレイヤーがたむろする都市から出て少人数でパーティを組んでダンジョンに向かう必要がある、というのゲーマーにとっては割と一般的です。
その場合「一時的に同一の空間に少人数(数人~数十人程度)が接続し場を共有して遊ぶ」というMOの定義に引っかかってきます。
ダンジョン周回が目的の大半を占めるゲームの場合、必然的に少人数パーティでの行動がメインとなるので、このゲームはMMOではなくMOなのでは?と思うことが出てくるようです。
より細分化するのであれば「MMOに違いは無いが主目的がMOのMMO」と言うべきなのかもしれません。
少しややこしいですが、そういう見方もあると知って頂ければ幸いです。
まとめ:MOは少人数小規模、MMOは大人数大規模と覚えておこう!
記事のまとめです。
この知識を披露する場はそんなに多くないと思いますが、案外聞かれる事はあるはずなのでその時は「空間を共有する人数の違いなんだよ~」と豆知識がてらお話ししてみて下さい…!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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