MMOを含むオンラインのゲームにおいて、チャットはメインとなるコミュニケーションの方法です。
しかし、時には返答に困るチャットもあります。
この記事では、プレイヤー同士のスムーズなやりとりを促すための「返答しやすいチャット」のコツと、
返答に困る典型的なチャットの例について解説していきます。
チャットが重要な理由、コミュニケーションがゲームプレイ、チームワークにどのように影響するのか?
一緒に学んでいってみましょう!
返答に困るチャットの特徴
ではまず返答に困るチャットとはどんなものか?
特徴を挙げていきます。
- 返しが困るチャットの具体的な特徴
- 質問が曖昧すぎる(例: 「あれってどうするの?」)
- 個人的すぎる話題(例: 「リアルではどこ住んでるの?」)
- 文脈から感情を読み取りにくい(例: 冗談か本気か不明なチャット)
- 返答に時間がかかるような質問や話題(例: 「このアイテムをどう思う?」と考察を求める)
具体的には以下のような聞き方をされると少々困る場合があります。
※わかりやすいように少々極端な会話例にしています。
- プレイヤーA: 「昨日のアレ、どうだった?」
- プレイヤーB: 「えっ?昨日の…アレ?(何の話だろ?クエスト…?ドロップアイテム…?)」
質問が自身(プレイヤーA)にしかわからない内容になっており、相手に説明を促す必要がある状態です。
これだと質問に質問で返す形になってしまいますよね。
些細なことではあるものの、この間に不要な無駄が生まれます。
これをやられると現実でもきっと困りますが、
ゲーム内だとオンラインという時間差から、結論に辿り着くまで更に時間がかかることでしょう。
返答しやすいチャットのポイント
では返答しやすいチャットの要素は何か?気になりますよね。
以下は相手が簡単に反応できるチャットを作るためのヒントです。
- 具体的なポイント
- 明確で簡潔な質問やコメント(例: 「次のボス戦、回復薬足りてる?」)
- 選択肢を提示する(例: 「AかBどっちがいいと思う?」)
- 話題を共有する(例: 「このアイテム、使ったことある?ぶっちゃけ強い?」)
- 感謝や挨拶を添える(例: 「手伝ってくれてありがとう!また今度もよろしく!」)
- プレイヤーA: 「次のダンジョン、戦士と魔法使いどっちがいると助かる?」
- プレイヤーB: 「魔法使いが助かるかも!回復できるし。」
明確な質問と簡単な選択肢により、
スムーズなやりとりができていることがわかります。
まずは何について聞きたいかを整理し、次に具体的に物事を提示する。
質問の場合は選択肢を予め決めておくと円滑なチャットがしやすいです。
返答に困るチャットを改善する方法
問題のあるチャットを改善し、
よりコミュニケーションしやすい形にするための具体的な方法はこちら。
返答に困る例は漠然としすぎ+相手に動向をまかせているため、良い聞き方とは言い難いです。
改善された例では「はい」か「いいえ」で答えられるレベルまで詰めているので、
相手を悩ませることがありません。
チャットでの気遣いとマナー
続いてチャットでの基本的なマナーや、相手に気を配るポイントを紹介します。
これにより、良好なコミュニケーションを保ちながら楽しくゲームを進めることができます。
- 望ましいマナー
- 相手が返答しやすいタイミングや状況を考える
- 長すぎないチャットや、重要でない話題を強制しない
- 初対面のプレイヤーに対する礼儀正しい言葉遣い
- 会話例
- 「今戦闘中かもだけど、終わったら連絡貰える?急がなくていいから!」(相手に配慮したメッセージ)
「丁寧な言い回し」と「相手への配慮」を意識すると、
自然と「この人は話しやすい人かも!」と思って貰いやすいケースが多いです。
チャットを活用したチームコミュニケーション
オンラインゲーム全般に言えますが、特にMMORPG、MOBAにおけるチームコミュニケーションの重要性と、
それを向上させるチャット術を説明します(FPS等のカテゴリでも効果が期待できます)。
- 具体的なポイント
- 役割ごとの情報共有(例: 「タンク、次の攻撃で挑発お願い!」)
- 簡単な指示や確認(例: 「ヒーラー、準備OK?」)
- 勝利後の感謝や褒め言葉(例: 「ナイス!みんなのおかげでクリアできた!」)
- 会話例
- プレイヤーA: 「次のターンで自分が挑発するから、サポート頼む!」
- プレイヤーB: 「了解!回復準備しておくね。」
このようなチームを意識したチャットを活用するには、
ロール(役割)やマップ、アイテムへの十分な理解が必要です。
なので最初のうちは難しく感じるかもしれません。
また知識が無いうちに無理に行うと齟齬が生じる恐れもあるため、
ゲームの知識がある程度身についてきたら挑戦してみる、くらいの構えでOKです。
また3つ目のポイント「勝利後の感謝や褒め言葉」は短く簡単なものでも大丈夫です。
勝利後はさっさと退出するプレイヤーも多いので、悠長にチャットをしている時間が無いことも考えられます。
その場合は「GG(good gameの略称)!」や「ありがとう!」だけでも十分感謝の気持ちは伝わります。
まとめ:適切なチャットでコミュニケーションを楽しもう!
返答に困るチャットを避け、相手が返答しやすいチャットを行う。
これを意識するだけで、ゲーム体験がかなり良いものになっていきます。
プレイヤー同士が円滑な会話を意識することで、ゲームの世界を更に楽しめるようになるので、
チャットをする際、当記事の内容を思い出して頂けたら幸いです。
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