ゲームスラング単発解説

【ローグライク】とは?|すぐわかるゲームスラング・ゲーム用語

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言葉の意味と特徴

「ローグライク」とは『Rogue』というゲームに影響を受けたゲームのことです。
このジャンルの特徴として以下が挙げられます。

  • 手続き型生成
    プレイするたびにダンジョンがランダムに生成され、毎回異なる体験を提供します。
    落ちているアイテムもランダムなので、ダンジョンの突破には運要素も強く絡んできます。

  • パーマデス (Permanent Death=死亡)
    プレイヤーキャラクターが死ぬと基本的にゲームオーバーとなり、進行状況がリセットされます。
    具体的には持っていた装備やアイテムは全て消滅、レベルも1に戻り再スタートすることになります。

  • ターン制
    プレイヤーと敵が交互に行動する形式。
    例:自分が相手を攻撃→相手が自分を攻撃→再び自分が相手を攻撃。
    ※敵や地形によってはターン制が成立しないことがある(1ターンに2回行動できる敵などがいる)。

  • 戦略的なプレイ
    資源管理や慎重な進行の要求。
    ダンジョンによっては、罠や不利な地形が生成されることもあるため、どこでアイテムを使うか、
    どこまで進むべきか、次の階層までにどのくらいレベルを上げるべきか、といった判断力が常に求められます。

  • ローグの精神
    探索、冒険、試行錯誤を重視。
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由来

「ローグライク(英:Roguelike)」という言葉は先述したように、
1980年にリリースされた『Rogue』というゲームに由来します。

『Rogue』はかつてUNIXベースのコンピュータで遊ばれており、
ランダム生成されるダンジョンを探索しながら財宝や装備を集め、敵を倒していくのが目的のゲームです。

その後、『Rogue』に似たゲームが登場し、それらを総称して「ローグライク」と呼ぶようになりました。

使用例

  • 会話での使用
    • 「このゲーム、ローグライクだから毎回ダンジョンが違って新鮮!」
    • 「ローグライク系は、死ぬとアイテムほとんど失うのが厳しいけどクセになる。」

  • ゲーム紹介での使用
    • 「この新作はローグライク要素を取り入れたアクションRPGです。」

代表的なローグライクのゲーム

  1. 『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』
    • 特徴:『ドラゴンクエストIV』のキャラクター、トルネコが主人公。
      日本でローグライクを広めた先駆け的な作品です。
    • ポイント:シンプルで遊びやすい難易度が魅力。

  2. 『風来のシレン』シリーズ
    • 特徴:剣士シレンが冒険する、不思議なダンジョンを舞台とした作品。
    • ポイント:高い戦略性とやり込み要素が特徴で、ローグライクファンの支持が高いシリーズ。
      初心者向けの作品から、数十階層にも及ぶ高難易度のやり込みダンジョンまで幅広い。

  3. ポケモン不思議のダンジョンシリーズ
    • 特徴:人気の高い「ポケットモンスター」の世界を舞台にしたローグライク作品。
      子供から大人まで楽しめる比較的優しい難易度と感動的なストーリーが人気。
    • ポイント:パーマデス要素が抑えられており、初心者にも親しみやすい。

「ローグライク」:まとめ

『ローグライク』とは?
  • 入場する度にランダムに生成されるダンジョンを冒険するゲームジャンル
  • ダンジョン内で死亡すると所持品、レベル、経験値等を失い一から再スタートになる
  • 基本的にダンジョン内で拾った装備やアイテムを駆使してクリアを目指す
  • 様々な要素に「運」が絡み、時には理不尽な要素が重なることもある

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