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【いよいよアウトか】OldTweetDeckユーザーが凍結されまくっている件【原因と対策は?】

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【追記①:2024年5月17日22時頃】
XがURLを「twitter.com」から「x.com」に変更しました。
この影響でOldTweetdeckでは、レイアウトが崩れる、ツイートボタンが表示されない、画像が徐々に縮小されて表示される、など多くの不具合が起きています。

【追記②:2024年5月17日23時】
OldTweetDeck開発者(dimden)氏によって、OldTweetDeckが改修され、
追記①の状態が回復し正常な動作を取り戻しました。
この改修により、OldTweetDeckはバージョンが3.6.2に更新されました。

当サイトで過去に何度か取り上げてきた旧TweetDeckの復活版(?)である「OldTweetDeck(以降OTD)」。
2024年4月以降、OTD利用者のXアカウントが凍結されたという報告が急増しています。

凍結されたユーザーにはいくつか共通点が見られたので、
「もしかしたらこれが原因かも」と思われる点を説明しました。

なお先に申し上げておきますが、憶測であり、不確かな情報ですので鵜呑みにしないようにお願い致します。
OTDを今後使い続けるという方は、当記事の内容を頭の端に置いておく程度に留めて頂ければ幸いです。

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3月~4月にかけて強制ログアウト、ロックアウトが発生していた

まず直近のXで起きていた問題から先にお話していきます。

Xでは3月~4月あたりに、突如強制的にアカウントがログアウト、ロックアウトされるという現象が発生していました。※ロックアウトとは「一時的なアカウント停止」のことです。

OTDではこの問題はバージョン3.5.5に更新することで解消されるかもしれないと示唆し、
実際に更新したことでロックアウトが解除された、という報告をX上では確認できました。

ただしロックアウトされたユーザー全員が解除に至ったわけではなく、更新しても何も変わらなかった、
という報告も見られました。

3.5.5の更新内容については以下の記事に記載しています↓

因みにこの締め出しはOTD利用者ではない、通常のXユーザーにも発生していた模様
本当に何もしていない、何も起こっていないのにこの仕打ちであれば、「不具合」として見るのが妥当です。

しかし何らかの事情で、アカウントが危険に晒されていた場合(不正アクセスなど)の「保護」としてX側がロックした可能性も無くは無いかと。

その他にロックアウトの原因として考えられるのは、
Xの規約に違反するサードパーティ製ツールを連携し続けていた…などが挙げられます。

とまあ今回の「凍結」とは無関係かもしれませんが…なんとなくきな臭かったので、
念のためお伝えしておきました。

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凍結の原因かもしれない点:API制限の回避

凍結された原因として考えられたのが、冒頭のポストの中にもあった「API制限の回避」です。

OTDでは「カラム(列)」毎に検索ワードを指定し、複数のタイムラインを閲覧することが可能です。
以下の画像だと一番右の列にある「OldTweetDeck 凍結」がそれにあたります。

OTDカラム例

TwitterがXになって以降、ポストの取得(閲覧できる投稿の件数)やツイート回数、
フォロー数などを管理する「API」という機能に大きく制限を設けました。

そのため、XのAPIに関連するアクションを一定回数以上行うと、

「上限に達しました。」
「API呼び出しの回数制限を超えました。」

と表示され、一定の期間ツイートやポストを取得することが本来なら・・・・できなくなります

因みに2023年7月2日時点で公表されているポスト取得の上限はこちら↓

  • 新規の未認証アカウント:1日に500件のポストを閲覧可能
  • 未認証アカウント:1日に1000件のポストを閲覧可能
  • 認証アカウント:1日に10000件のポストを閲覧可能

ところがOldTweetDeckの場合、Twitterの仕様を踏襲しているからか、
ポストをほぼ無制限に自動で取得し、閲覧できてしまうんです(恐らく上限はあるがXよりはるかに多いはず)。

よほどニッチなキーワードでもなく、取得するポストの条件(フィルタ)を定めていなければ、
それはもうぶわーっとタイムラインが流れます。

OTDを開いている時間の長さ、カラムの個数によっては、
一日でポスト1000件はおろか、10000件以上を余裕で取得してしまっている可能性があるということ。

取得上限に達していなくても、そもそもOldTweetDeck自体が有料のX Proの「脱法」版であると考えると…

無課金ユーザーが課金ユーザー以上のサービスを受けられる状態
になっちゃってるんです。

これを運営が許してたら…常識的に考えたらマズいですよね。

また認証ユーザー(青バッジ付き)であっても容赦なく凍結されたとのこと。
公認の紋所も通用せず、より一層OTDへの取り締まりが強化されているのではないかと思われます。

アカウント凍結対策はある?

再三になりますがここまでの内容は、
OTDユーザーのXアカウントが凍結された不確かな原因である、いうことは念頭においてください。

その不確かな原因への対策でもいい!
というのであれば、やってみる価値がある対策は3つほどあります。

Xのアカウントを凍結されないための対策
  • そもそもOldTweetDeckを使わない
  • 検索ワードを指定したカラムを使わない
  • カラムのフィルタ設定を行う

そもそもOldTweetDeckを使わない

大切なアカウントを失う覚悟が無い方はこちらがおすすめ。
規約違反と分かった上でのXアカウント運用は凍結されると最後。

もうアカウントが戻ってこない可能性大です。

あとOTDが原因で凍結されたからといって、サブアカをすぐ作り直すのも危険かもしれません。
「すぐサブアカを作ったら即凍った」との情報もチラホラ見えたので、作るにしても暫く時間を置くべきかと。

諦めて公式クライアントを使うのが一番安全ではあります。悔しいが。

検索ワードを指定したカラムを使わない

どうも「検索ワードを指定したカラムを複数使っていた」場合に凍結が起こりやすい…らしい。
まさに先述した「ポストをほぼ無制限に取得できる」が問題視されてるかもってパターンですね。

ただこれは個人的には検索ワード以外も同様だと思います。
検索ワードのカラムが特にポストを取得しやすいだけで…。

例えばホームタイムラインでとてもよく呟く人が複数人居たり、メンションを頻繁にくれる人が居たり、
結局何でも「ポストの取得、閲覧」に含まれるのでAPI制限の対象になるはずです。

心配なら検索ワードを全て撤去し、最低限必要なホームタイムラインのみ残す…がいいのではと思います。
それなら公式Xクライアントでいいのでは…?

カラムのフィルタ設定を行う

リスク取ってでも検索カラムを残したい人向けの賭け。
カラムの「フィルタ」という機能でポストの取得、閲覧数を制御(減らす)する方法です。

フィルタの設定方法は以下の記事で説明していますので、興味ある方は参照してみてください。

最後に:OldTweetDeckはそろそろ時間の問題かも…

OTDはかつてTwitterミドル~ヘビーユーザーくらいになると間違いなく使うだろうな…というくらいには使い勝手が良く、タイムラインも追いやすい超優良ツールです。

お気に入りの映画や漫画などのワードをカラムに指定して、好みのメディアでいっぱいにしたり、
猫とかたぬきとか指定して動物だらけの平和タイムライン作ったりと、最高にかつての「Twitter」を楽しめます。

無くなってしまうのだけは回避できるといいんですけどね…。

筆者は何故かまだOTD使えてますが、凍結報告が明らかに増えてるので、明日は我が身の思いです。
完全に凍らされたらBluesky、Misskey、Whispyあたりに引っ越すことになるでしょう…。

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