2025年11月06日、突如「Xのアカウントが凍結された」という報告が相次ぎました。
Xでは小~中規模の凍結報告はこれまで何度かありましたが、今回は比較的大規模と言えるレベル。
取り急ぎですが、わかっている情報をまとめておきます。
凍結理由は「偽装行為」が大多数
Xではアカウントが凍結された場合、そのアカウントに紐づいているメールアドレスに「どのXルールに違反したか」を示すメールが届きます。
今回の凍結沙汰を調べてみると、多くのユーザーが「偽装行為を禁止するルール」に抵触している旨のメールが届いたと報告していました。
具体的には以下のようなメール内容↓

Xでの「偽装行為」の詳細についてはこちら。
https://help.x.com/ja/rules-and-policies/authenticity
この中に「許可されていない自動化」という項目があります。
許可されていない自動化: 弊社の 開発者ポリシーに準拠していない自動化またはスクリプト化されたアカウント。 ユーザーとして、アカウントへのアクセスや使用を許可するサードパーティ製アプリケーションに対する最終的な責任はユーザーにあることにご注意ください。
このルールに対し「身に覚えがあるかも」というユーザーからは、Xの「サードパーティアプリ(当事者ではない第三者が作成したアプリケーション)」の一つである「OldTweetDeck」を利用していたことが原因ではないかという憶測が飛びました。
OldTweetDeckとは、Xクライアントの有料版である「X Pro」の旧版に該当し、現在は無料で使えるブラウザの拡張機能という形でひっそり残っています。
しかしXは「公式アプリの代替となるサードパティアプリ」の利用を全面的に禁止しているため、「違反したアプリを使ってたから凍結した」というのであれば、凍結の全うな理由になります。
ただし原因が確定したわけではありません。
「OldTweetDeckを使っていないのに凍結した」
「X Pro加入してたのに凍結した」
等の報告もちらほら見かけたため、あくまで憶測の範囲に留まっているのが現状です。


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