会社に入ったばかりの新人の方はとにかくマナーや様々な対応に追われる日々になります。
しかしそこでの何気ない行動が上司や研修先の講師を唖然とさせてしまうかもしれません。
この記事ではそのような事を未然に防ぐため新入社員がとるべきでない行動を8個お話しします。
更に評価を上げるための秘策も3つほど紹介します。
NG行動をとりやすい人
まずはこの記事の対象者を明らかにしておきます。
以下に当てはまる方は是非目を通してください。
新入社員の方
言わずもがな「新人」と呼ばれる方です。
まだ周りの事を把握しきれず、かつ自分の事で手一杯になる可能性があります。
無意識にNG行動をしないためにもここで知識を付けておきましょう。
普段叱られる事が無い方
叱られる事が無い人?叱られる人じゃなくて?
実は叱られる人のほうが対処法を多く知っているからです。
これはちょっと不思議に思った方も居るかと思います。
何故叱られた事が無い人が対象なのかというとミスの対処法を知らないからです。
これは何かミスをした時に如何に円滑に切り抜けるかです。
何度も同じようなミスをするのは問題ですが、そういう人程対処法を多く知っているものです。
また叱られたことが無い人は「自分だけは大丈夫」という謎の自身に満ち溢れている事が多々あります。
社会に出てからだとこれはいい傾向とは言えません。
場を弁えた切り抜け方を知る必要があります。
引っ込み思案な方
思ったことは中々口に出せず、相談一つするにも物凄く気を使うタイプの方です。
非常に真面目で言われたことをやり抜こうという強い気持ちがあります。
ですが肝心な時に質問できなかったり、叱責を受けると直ぐに落ち込んでしまう傾向強いです。
しかしこういう方こそ対処法さえ知っておけば超有能社員に早変わりなんてことも。
余談ですが筆者は典型的な引っ込み思案タイプです。
新入社員がしてはいけないNG行動8選
ここから本題に移っていきます。
新入社員がやってはいけない行動は以下の通りです。
それでは順番に説明していきます。
①必要以上に大きな声で挨拶
これは上司だけでなく同僚にも嫌われる原因になります。
研修等では普段声が小さい人程大きな声で挨拶するよう言われるため、声量の調整ができずに陥ってしまいがちです。
挨拶はコミュニケーションの要でもあるので違和感の無い声色や声量を考えるのは大切です。
②身だしなみが整っていない
制服やスーツ着用の職場の場合、身だしなみが悪いとすぐにわかります。
特に靴と髪型は要注意です。
靴は部位としては小さいですが、
クライアントとの何気ない会話や朝礼など、以外とあらゆるシーンで見られます。
対談の時間が長引いたり、暇ができると案外皆さん下を見ることが多いですからね…。
髪型は顔を見る時に必ず目に入ってきます。
自身を他所に出しても恥ずかしくないよう、見た目は最優先で整えていきましょう。
念のためですが、高い服や靴を揃えろというわけではありません。
あくまで他者から見て違和感を感じない、ごく普通の恰好に見えれば問題無いです。
③プレゼン等で「えー」「あー」が多い
こちらに関しては年齢問わず、身に覚えのある方が多いのではないでしょうか?
かくいう私も時折使ってしまいますので、直す必要がありそうです…。
この「えー〇〇につきましては…」という言い方は、数回ならさほど気になりません。
しかし発言の度にえーえー言われると聞き手からしたら嫌ですよね。
たとえ癖だとしても、伝達したい事が整理されていない証拠になってしまいます。
人間は緊張するとひと呼吸置きたくなる傾向があるため、
「えー、あー」が出やすくなる傾向があります。
新人のうちに完全な対策はできなくとも、徐々に減らすようにしましょう。
④意味を知らない難しい言葉を使う
例えばですが専門的なカタカタ語の「アジェンダ」や「コミット」などがこれにあたります。
これらは一部の業界でのみ使われており知らない人も多いです。
しかし知らないはずなのに周りが使っているからという理由だけでメール等に記載してしまう人はいます。
アジェンダをリスケしてアサインを…。
ちゃんと意味わかって使ってる?
……。
「それっぽい事言えば社会人ぽいだろ(笑)」で難しい言葉を使うのは絶対にやめてください。
上の会話例だとおそらく直接的なお咎めは無いことが多いです。
しかし気づく人は気づいています。
最悪正しい日本語を使えないと判断されてしまいます。
わからない言葉が出てきた時点で調べる癖を付けましょう。
⑤返事が曖昧
この書類午後の3時までに仕上げてくれる?
はあ…
はあ…ってほんとに大丈夫かな?
このように曖昧な返事は信頼性を下げます。
更には相手の返事を困らせてしまいます。
会話が続かない=伝達しにくいであるため、意思表示はしっかりしましょう。
新人にそこまで大きな仕事を任せる事は通常無いので、わからないところは遠慮なく「わかりません」と言う勇気を持ちましょう。
⑥レスポンスが遅い
レスポンス(応答)の遅さはビジネス面で信用を失う事に繋がります。
頼まれた作業が何時できるのか、どのくらいで出来るのか、または出来ないのか、出来ない理由は何か…これらには出来る限り早く応答しましょう。
「出来ない事」ほど早め早めに伝達を行うように意識するとGOODです。
⑦質問しない
引っ込み思案な方に特に多いのがこの「質問をしない」または「質問できない」です。
「わからない事があったら質問してね」とは言われるものの何がわからないかを整理して説明できないから質問できない、ぶっちゃけこれはよくあります。
この状態本当に辛いと思います。でもやはり何か言わないと相手に伝わりません。
なのでそこは思い切って「わからない事がわかりません」と言いましょう。
支離滅裂な発言に聞こえますがこれで十分です。
この時点であなたは意思を伝える事ができてるんです。立派です。
まともな相手ならこちらの言い分を聞きながら対応策を練ってくれますよ。
⑧名刺を自分から出さない
名刺交換自体はマナー研修等で学ぶかと思います。
しかし研修では完璧でもいざ現場に出ると名刺をサッと出せる新人は意外に少ないです。
これは初めて訪問する現場であるため整理が追いつかず忘れてしまいがちだからです。
名刺交換を行うのは相手と初めて対面する時だけです。
第一印象に直結するので、現場に付いたら名刺入れを手に持っておくくらいの勢いが好ましいですね。
評価を上げる行動3選
ここからは周囲からの評価を上げるための行動を3つほど紹介します。
新人だからこそやっておきたい秘策です。
では順番にお話し致します。
①メモをとる(メモをとるフリでもOK)
メモをとる行動は記憶にしっかり留めるつもりがあるという意志表示になります。
ぶっちゃけメモをとるフリでもいいです。
相手から見て「勉強熱心だなあ…」と思わせる事が目的なので。
ただ個人的にはきちんとメモはしたほうがいいと思います。
最初のうちはわからないことも多いでしょうし、記録する癖がつくと今後必ず役に立ちますからね。
②お酒を飲む飲まないをはっきり言う
「これ評価に関係ある?」とお考えの方、大いにあります。
会社がらみの交流というのはお酒の場で行われる事が非常に多いです。
なのであなたがお酒を飲むか飲まない(飲めない)の意志表示というのは、その後の会合を円滑に進めるために必要な情報なのです。
もし知らずに無理やり飲ませてしまうと事件になりかねませんからね。
それに「この子ははっきり言える子なんだ」と印象付ける事もできます。
結果としてその行動が評価される事になります。
何気ない一言が評価に繋がる事を覚えておきましょう。
③相槌を打つ
言葉に出さなくとも意思表示をする方法それが「相槌」です。
相槌を打つことで反応を示して貰えてる事が相手に伝わります。
外国人の方なんかを見るとボディランゲージが多い分印象が良く見えますよね。あれと同じです。
最もよくないのは「無反応」です。
特にコミュニケーションが苦手な方は無反応になりがちです。
相槌だけでも相手にとって好印象になるので是非頷いていきましょう。
まとめ:社会人として爽快なスタートダッシュを!
ここで紹介したNG行動と評価を上げる行動はほんの一部ですが、知っているのと知らないのとでは大きく評価を変える事になります。
是非この記事の内容を頭の片隅に置いて実践して頂けたら幸いです。
期待の新人になれるようあなたを応援しています!
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