- やばい!ミスって倒れた…とりあえず謝罪だよね
- 復活してもらった!即お礼言わなきゃ…
このような謝罪、お礼は現実では即座に返すのがマナーみたいなところはありますよね。
しかしオンラインゲームの戦闘中にその行動は実は好ましくないかもしれません。
今回はこのゲームの戦闘中におけるお礼や謝罪のチャット対応はどうするべき?という素朴な疑問についての考えをお話ししてこうと思います。
コアな話題に見えますが、オンラインゲームをやっていればかなりの確率で出くわす事例です。
目を通しておくときっと役に立つはずなので読み進めてみて下さいね。
戦闘中チャットによる即返答が不要な理由
オンラインゲームにおける戦闘シーンはそこそこ忙しい状況であることが多い、ということに焦点を当ててみると以下のような理由が浮かび上がります。
一つずつそれぞれの理由について考えてみましょう。
手打ちチャットに案外時間を取られる
バトルコンテンツはゲームによって異なりますが、「戦闘中」に共通することとして以下が挙げられます。
- 忙しい
- 神経質になっている
- 緊張感が増している
戦闘中は常に素早い対応が求められることが多々あります。
でもこういう時って極限状態なことが多いので冷静にチャットを打てずいつもより時間がかかることがあるんです。
不利な状態に更に不利が積み重なるとなかなか冷静でいるのが難しくなります。
チャット返答もしどろもどろになる可能性が高いでしょう。
チャットに集中してしまったが故に戦闘に出遅れる…なんてことはなんとしても避けたいですよね。
肝心な戦闘を停滞させる要因になる
謝罪に対して返答を求めるという人は少ないと思いますが、中には良心から
- 大丈夫ですよ!
- どんまい!
などなど励ましのチャットを返してくれることがあるんです。
有りがたい行為といえばそれはそうですが、その際「相手もチャットをする時間を割いている」ということは忘れてはいけません。
中には誰も返答しないと無反応で悪いから私がフォローを…という聖人君主みたいな人もいます。
何にせよそのチャットの間はごくわずかな時間でも戦闘の手を止めることになってしまいます。
再三になりますが、チャットへの返答自体が悪い行為というわけではありません。
ただパーティを組んでいたり複数人で戦闘をしていた場合、仲間と攻略する時間にチャットに要した時間も当然含まれています。
オンラインゲームは他のプレイヤーと時間を共有しているシーンがかなり多いことを忘れてはなりません。
あまり悠長にしてると最悪パーティを抜ける人まで出る事態になるので注意です。
仲間に迷惑をかける場合がある
チャット中は基本「無防備」な状態となります。
ひとつ前にも言ったように戦闘の手を止めるわけですから、その一瞬でも戦闘に不利な状況を生み出します。
FPSゲームなんかでチャットをしてたが故に撃ち負けた…とか目も当てられない敗因ですよね。
良かれと思ってやっていた謝罪チャットが肝心かなめの戦闘に敗北する要因になることも少なくありません。
「チャットしてなれけば勝てた」状況となると悪いのはこちら側になる可能性が高いため、チャットタイミングには注意する必要があります。
ネトゲでは後から謝罪やお礼をしたほうが印象が良くなることも
ついつい「その時したミスはその時に謝らなきゃ…」となるかもしれません。
しかし皆が忙しく戦闘してる最中の謝罪、お礼というのは印象に残りにくく案外どうでもよかったりします。
取り急ぎ間に合わせの返答と軽めに受け取られることも多いですからね。
それよりも戦闘が終わった後に「申し訳なかった!」と謝罪するほうが「わざわざ謝ってくれた」「悪かった部分を理解している」と評価がされやすいです。
お礼であれば「礼儀正しい」「誠実」と思って貰えることも。
評価を気にしていなくとも、後から返答することで自分も相手も一旦落ち着いた状態でコミュニケーションが取れるので理解する余裕が生まれ、お互い気持ちよく会話ができます。
しかし基本どんなゲームでも攻略が終わったらパーティを解散するので、その合間にかなり早くチャットを打てる人でなければ十分な返しを行えないこともあります(解散後でも直前のメンバー全員にチャットを送れる仕様とかなら問題ありませんが)。
けど安心してください。そんな方でも自分の意思をすぐに伝える方法はあります。
この後それをお話ししていきます。
それでもすぐ返答したい!どうしたらいいの?
それでも「軽く受け取られてもいいから謝罪やお礼を伝えたい!」という方もいますよね。
なのでここでは素早く気持ちを伝える手段について2つほど紹介したいと思います。
ショートカットにあらかじめ返答を登録しておく
MMORPG(FF14やPSO2など)で多く実装されている機能の活用です。
一般的にショートカットと呼ばれるものに文章やコマンドをあらかじめ仕込んでおき対応するキーを押したら仕込んでおいた文章が発言される…というような機能です。
これならチャットウィンドウをいちいち開いて急いでキーボードを叩く必要はありません。
攻略が終わった後直ぐにパーティを解散してしまうことがほとんどなので有効な手段だと言えます。
筆者がプレイしたことがあるゲームだと長い文章は入れられないことが多かったので「ごめんなさい!」のような誰でもわかる短めの言葉を入れておくのがおすすめです。
因みにそもそもチャットの余裕が無いFPSゲームでもショートカットに近いものがあります。
例えば「APEX Legends」の「ラジオチャット」のように意思表示ができるホイールから謝罪表現を選択することで素早い意思疎通が可能です。
意思表示をするゲーム内のアクションを使う
二つ目はキャラクターに謝罪やお礼を連想させる行動をとらせることです。
例えば謝罪なら「頭を下げる」「土下座」のような見ただけでわかる謝罪のアクション(ゲームによって名称は違うかもしれません)とかですね。
ただしこれは言葉による表現と比較するとあまり真剣に見えないかもしれません。
謝罪、お礼以外にいも使い道はたくさんありますからね。
使用する場面によってはかえって印象を悪くする可能性もあるのでちょっと注意が必要です。
ワンポイント:謝罪時にこれが出来ると更に印象が良くなる
最後に謝罪時に是非組み込んで欲しいテクニックを紹介します。
謝罪って言っても具体的にどんな言葉で謝ったらいいんだろう?
ちょっと悩むことがあるかもしれません。
- ごめんなさい
- 次から気を付けます
これらの言葉でも謝罪の意思はありますが、以下を付け加えると更に好印象になります。
- △△(場所やギミック名など)で倒れてしまいました。ごめんなさい
- 〇〇が原因だったので次から気を付けます
どちらかと言えば一緒にプレイしてる人は「何が原因で失敗したのか?」。
そう「理由」を明らかにしてほしいんです。
それを当人が「理解」し「反省」して「次に活かそう」としているか…それを把握できるだけで周囲の安心感が全然違います。
なので、もし謝罪の機会があったら是非「失敗した理由」を付け加えて貰えればと思います。
ただし理由の分チャットも長くなるので難しければ一言「ごめんなさい」だけでも大丈夫ですよ!
まとめ:無理にすぐ返答する必要は無い&後からで全然いい
まとめると「プレイが最優先、謝罪やお礼は二の次」と覚えて頂ければOKです!
なんか一見いい加減に見えますが、ゲーム中はコンテンツに集中したい人がほとんどなので謝罪やお礼自体は後回しにしても全然いいんです。
助けて貰ったりした時は後から気持ちを伝えることを意識していきましょう。
ここで見たことを是非円滑なゲームプレイに活用して頂けたら幸いです!
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