Amazonで買い物楽しいな~!
「令和最新版」だって!よさそうじゃん!
ちょっと待って!
令和最新版はあぶない!
どうして?だって令和の最新版だよ?
最新機能を搭載しているに違いない!
そこが危ないんだって…
Amazonを代表するECサイトでは、様々な商品をオンラインで簡単に購入することが可能です。
しかしその中には商品を売りたいがために、商品名に「つい買いたくなるような文言」を過度に入れたり、
悪質なものだと開き直って「不良品」を販売しているメーカーも存在します。
上記の会話にあった「令和最新版」も「つい買いたくなるような文言」の一つです。
というわけで今回は、
「Amazon(や他のECサイト)で買ってはいけない商品の特徴」
についてお話していこうと思います。
ただし中には良質な商品もあるので買ってはいけない…というと語弊がありますが、
その不良品を掴まされる確率が高い特徴というのが現にあります。
- 今後Amazonメインで買い物しようと思っている方
- 今現在Amazonで買い物をしている方
を含むAmazonを利用される方全般に当てはまることなので、
商品を購入する際に注意すべき特徴を一緒に覚えていきましょう。
購入を推奨しない商品の特徴①:商品名の先頭に「ブランド名」が含まれていない
安心して購入できる可能性が高い商品には、
商品名の頭にブランド名(Panasonic、SONYなど)」が含まれています。
そのため有名なメーカーの商品は大概先頭にブランド名があるはずです。
例としてAmazonで売られているPanasonicのエネループの商品名はこんな感じ↓
「どこ」のブランドが販売しているかすぐわかるので信用度が高いですよね。
では商品名の文頭にブランド名が無い商品はどんな感じなのか?
こういうやつです(直接リンク貼るのは晒しものみたいになるので画像のみ)↓
「2024年モデル」「新開発」「Bluetooth」など、
如何にも「ユーザーが検索しそうな文言」を可能な限り詰め込んだような商品名になっています。
商品名のすぐ下にブランド名は書かれているものの「どこ」が出品しているかが非常にわかりにくい。
これは釣りで釣り針(ユーザーが検索しそうなワード)を大量に垂らしているようなイメージで、
そのワードが検索された際にユーザーの目に留まりやすくしている工夫です。
あっ!さっき見た商品まさにこれだった!
パチモンなの?買っちゃダメなやつ?
買っちゃダメ!…とまでは言いません
ただ「どこのメーカー」かわからない商品買うのは結構リスキー
この手の「ブランド名不記載」の商品は、使い勝手の良し悪しに結構差が出るんです。
その商品が問題無く使える場合もあるんですけど、
説明書や保証期間がいい加減だったり、商品に問題があった際の連絡先が不明だったり。
悪質だと全く違う商品が届いたり、
モバイルバッテリーなんかだと砂が詰められて重量偽装されてた、なんて事例もあります。
要は「粗悪品」を掴まされる確率が上がる可能性がある、
購入後の対応を疎かにされる可能性がある、ということです。
そんな理由から身元を明かさないような「怪しい商品」は出来る限り買わないのが吉だと思います。
一応それを可能な限り避ける手法はあるので、以下の記事も一読して頂ければ幸いです。
購入を推奨しない商品の特徴②:商品画像に妙なエフェクトがかかっている
このワイヤレスイヤホン…
なんか商品画像から電撃が走ってる!!
エフェクトは「視覚効果」のことで、
Amazonの商品で「謎のキラキラ」「炎」「流れる風と葉」「電撃、ビリビリ」等が映っていたらそれです。
そのようなエフェクトが含まれる商品の一例がこちら↓
なんかピンクのビリビリ出てますよね。
画像ではビリビリしてますが、耳に付けても電気ショックは受けたり、電撃も放ちません。たぶん
こうやってエフェクトをかける理由は、検索したユーザーの目に留まりやすくするためです。
もしくは性能が良さそうに見える不思議。
…大抵は商品の機能とは一切関係ありません。あったら怖すぎるもん
それにもしも「えっ!このイヤホン電撃出るの!?超クールじゃん!じゃあ買う!」
という人がいた時に、電撃出なかったらそりゃ詐欺じゃないですか…。
しかしこのような特徴を持つ商品が粗悪と言いたいわけではありません。
いい商品もきっとあることでしょう。
ただし、使用時に絶対発生しないような派手な効果を見せつけて、
誇大広告のような印象を抱かせるのは好ましくはないのでは?ということを言いたいです。
最近はどうやら大手まとめサイトでこの「過剰エフェクト」について突っ込まれたせいか、
商品画像で電撃や火炎を放つ商品は減ったようですが…。
因みにこういうエフェクト付き商品は「令和最新版」系の商品にやたら多いです。
あとは察してください(丸投げ)。
購入を推奨しない商品の特徴③:商品名に変な日本語が入っている
【令和最新版2024】重低音強化モデル 軽量 よく出かける
Cケーブルを使用し 一番長く28時間動きます
よく出かける…?Cケーブルを使用し…?一番長く28時間動きます…?
どう見ても日本語が変だな…
このように商品名にどうも違和感のある日本語が入っていることがあります。
十中八九国産品では無いでしょうね。
恐らくどこかの国の母国語を、翻訳ソフトか何かで日本語に訳してそのまま掲載したのでしょう。
あとこれ何故か「令和最新版」系と併せて掲載されている事が多いです。
どこの国が生産してるのやら…大体の方は察しが付いているかもしれませんが…。
話は変わりますが、日本語は世界の言語の中でも難しい部類らしく、
このように商品名等を他の言語から日本語に翻訳するのは意外と困難とか。
それが功を奏してか、こういう変な日本語が入った怪しい商品は見抜きやすいです。
違和感の無い日本語で構成されている商品を選びましょう。
購入を推奨しない商品の特徴④:ブランド名を有名ブランドに似せている
今回紹介する注意点で2番目くらいに厄介だと思われるのはこちら。
本来存在する有名なブランド名に酷似したブランド名を掲げている商品です。
例えば電化製品のブランドとしてお馴染みの「SONY」がありますが、
一文字変えて「SOMY(流石にこれはバレるか)」にする…とかですね。実際あるかもしれません
「ローマ字で構成されているブランド名」+「長めのブランド名」は真似されやすい気がします。
普段からブランド名を確認する癖が付いていれば、偽物を判断するのは容易ですが、
意外と購入後に気づいて「やられた…」となっている方を結構見ますのでご注意を。
購入を推奨しない商品の特徴⑤:ブランド名は異なるのに商品がどう見ても同じ
いわゆる「類似品」なのですが、
類似を通り越して「まんまそのもの」を別のブランド名にだけ変えて出品してるパターン。
この手の商品はブランド名が商品名の先頭にちゃんとあったり、
変な日本語もそんなに多くない(多少ある)ため、一見すると普通の商品です。
しかしブランド名変えてようが商品の形や機能がほぼほぼ全く同じ。
気になる方はAmazonで「ワイヤレスイヤホン」で検索してみてください。
この意味がすぐ分かると思います。何故かワイヤレスイヤホンはこの手の商品がすっごい多いので…。
ブランド名に拘らなきゃ使う分には問題無くない?
ちゃんと使えるんでしょ?
正直言うと不良品さえ掴まされなければ、買って使う分には特段問題無いことが多いんです。
ただし⑤の特徴を持つ商品には①~④の特徴も同時に含まれている可能性が非常に高い。
そうです。「怪しい商品」になっちゃうんです。
リスクを取りたくなければ個人的には避けるべきかな…と思います。
購入を推奨しない商品の特徴⑥:「ベストセラー」の商品
Amazonは特定の集計期間(詳細な期間は不明)の売り上げに基づき、ランキング1位になった商品に対し、
「ベストセラー」という称号を追加する仕組みがあります。
「ベストセラー」を受けた商品は大概検索結果のトップに表示されます。
そのカテゴリで最も売れているという確かな証拠ですが、
実はこれも「罠」の可能性があります。
Amazon公認なら心配なく買えるじゃん!
流石に「ベストセラー」から選べば間違いないよね?
ベストセラーは「よく売れた商品」であっても、
「良い商品」では無いこともある
「ベストセラー」はシンプルに言えば「この商品はカテゴリ内で最も売れていますよ」という意味。
勿論それだけ良い商品だからこそたくさん売れている、と考えるのが妥当です。
ただし「ベストセラーを取りたいがために様々な手段を講じている」可能性も考えられます。
- 一定の期間に何かしらの方法で大量購入する
- 異常な割引率を提示してユーザーの購買意欲を掻き立てる
- 高評価で購入代金の一部をキャッシュバックなど買わせやすい条件を付ける
など計算された上で「ベストセラー」になっている商品もあるかもしれません。
何故急に出てきた無名ブランドがベストセラーをいきなり獲得できいるのでしょうか?
何故超有名ブランドなのに常にベストセラーを取れないのでしょうか?
これらを考えると「無名ブランド商品の計算された大量購入」の可能性も無くは無いかと。
…これは個人的な憶測です。
じゃあどういい商品か判断すんだって話ですが、ベストセラーだからといってただ商品をカートに入れず、
Amazon内のレビュー、サクラチェッカーなどでその商品の本当の価値を調べるのがおすすめです。
しかし残念なことに、そのレビューも★4や★5を付けるよう購入先から指示されている場合があるため、
最終的には有名ブランドの商品を選ぶのが無難としか言えません…。
まとめ:Amazonで買い物をする際注意したいこと
最後にここまでの内容をまとめて終わりとします。
あくまで個人的な範疇なので参考にしないほうがいいものもあるかもですが、
これまでAmazonで買い物をしてきて、「こりゃ買わねえほうがいいな」という商品の特徴まとめでした。
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