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ゲームの販売・課金方式の種類の紹介|現代におけるゲームの課金を理解する

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ゲームの課金には種類があってコンテンツによって提供側の集金方法が異なるということを知ってもらうために課金方式の違いについてまとめました。


どちらかというとゲームの課金についてをほとんど知らない方、課金初心者向けの内容となっているので気楽に目を通していってもらえたら幸いです。

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課金方式の一覧

現代において比較的よく用いられている以下の課金方式について順番に説明していきます。
読むのが面倒という方は下の表の相関だけ覚えて貰ってもOKです。

課金方式特徴
パッケージ販売店頭へ行き物理的なソフトを購入する方法。
ダウンロード販売ネットワークを通じてソフト、コンテンツを購入する方法。
アイテム課金特定のゲーム内アイテムの購入
月額課金月ごとに定額料金を支払う
従量課金利用した分だけ料金を支払う
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パッケージ販売

インターネットによるダウンロード販売が普及する以前に多く用いられていた方式で、当時よりも減少はしましたが現代でも使われているゲームの購入方法の一つ。


お店でゲームパッケージ(ゲームソフトや説明書が入ってる箱)を買うことです。
基本買い切りなので後からの追加課金等無しでゲーム内の全てのコンテンツを遊べます


店頭販売」と言われることもあります。


店頭に出向く必要があるため一見ダウンロード販売の下位互換の方法に見えなくもないですが利点も存在します。
例えば店頭限定の特典が付いたりと店舗独自の工夫がされていることもあります。


パッケージデザインによるコレクション要素も強いためゲームがダウンロード版と同時に登場している場合はあえてパッケージを選ぶという方も少なくありません。

ダウンロード販売

インターネットに接続しゲームデータをダウンロードして購入する方法
現代において最もメジャーとなっている課金方式です。


全てのコンテンツを最初からダウンロードできるパターンの他に、DLC(ダウンロードコンテンツ)と呼ばれる一部の追加コンテンツを後からダウンロードするパターンなんかも存在します。


ゲーム以外にも音楽や本などあらゆるコンテンツに採用されている販売方法となっています。

アイテム課金

しばしば「魔法石」「ジェム」「石」などの表現がされる、言わば「ゲーム内でガチャを引くためのアイテム」またはゲームを有利に進めるためのアイテムを直接購入するのが「アイテム課金」。


主にスマホゲームによく見られる仕様で本来無課金では時間をかけて取得するようなキャラやアイテムを課金の力で解決できるなど時短的な要素も強く、その他にはいわゆるスタミナ制のゲームにおいて、スタミナ回復アイテムを購入してたくさんプレイできるようにするアイテム等も、このアイテム課金に設定されている事が多いです。


課金をしなくてもゲームをプレイできないわけでは無いが課金したら有利になれるのが、アイテム課金の特徴です。

月額課金

1か月ごとに定められた金額を課金してゲームを遊ぶ権利を得る課金方法です。
基本有料のオンラインゲームなんかで採用されやすい方式ですね。


まとめて数か月分の課金を行うと、1か月あたりの金額が割引されたりとユーザーを引き入れる工夫も施されています。


買い切りと異なり継続的な集金が見込めるため、オンラインゲームのようなサービス終了が訪れない限り続くようなコンテンツと相性が良いため広く取り入れられています。

従量課金

利用した時間またはダウンロードしたコンテンツ数に応じた課金を行うのが「従量課金」。
使った分だけお金を払うという感じですね。


ひとつ前に説明した月額課金と比較すると、あちらは遊んでいない期間またはコンテンツがあったとしても定額を払う必要があるのに対し、従量課金は使った分だけなので損が無いというメリットがあります。


少額で少しずつ楽しむ人から多額のお金を使って一気に楽しむ人まで、あらゆるユーザーのニーズに応えやすく課金者自身が投入する金額を調整しやすいという特徴があります。

基本無料ゲームには課金要素は無い?

ゲームの課金の話ではたまに見かける「基本無料」ゲームにおける課金についても少しお話ししておこうかなと思います。


結論を言うと課金要素はしっかりあります
そして基本無料は基本無料であるからこそバックには課金要素が満載なことが多いです。


というのもゲームを提供する側は無料のコンテンツだけで収益を得るというのはなかなか難しく、どこかでユーザーにお金を使ってもらう必要があります


例えばMMORPGでダンジョンやフィールドの探索には一切お金はかからないのですが、強い武器や能力、魅力的な衣装等に課金要素を絡めてくる可能性が高いです。


そこに盛り込まれてくるのが「アイテム課金」の要素で他にも特別なチケットを購入しておけばログインボーナスの量が倍になるなど「月額課金」や「従量課金」に近い要素がある場合も


「基本無料でここまで遊べるんだからちょっと課金してもいいかな」という無料だからこそ購買意欲を掻き立てる心理を上手く使っているという説も


という感じで基本無料ゲームでもお金を使う部分は結構あります。

アンケートから読み取れる課金率や課金額

金融情報サイトMoneyGeek様がオンラインゲームに課金をすることがある20~50代の男女1,000人に行ったアンケートでは、ゲーム課金に対して以下のような調査結果が得られたようです。

ゲーム課金への意識調査実態
  • ゲームに課金する月平均額は2,337円
  • ゲームに課金をしているのは全体の9%
  • 20〜50代の中で、最も課金率が高いのは20代
  • 20〜50代の中で、最も課金の平均額が高いのは40代

参照先:MoneyGeek公式サイト

20代は月平均額は低く課金率は高い、40代前後は月平均が高く課金率は低いという面白い結果に。
年代によってゲーム課金への意識に変化が見られる模様です。


因みに61%もの人はゲームに課金して後悔した経験があるようです…恐らく「天井(一定回数ガチャを回すと確定でキャラ等が手に入るいわゆる最低保証)」を経験したりそもそも重課金前提のゲームをしていたのかもしれません…この辺りは中々闇が深いですね…。


より詳しい結果は参照先のリンクから確認できるので宜しければチェックしてみてください!

まとめ

以上簡単にですがゲームの販売・課金方法について紹介させて頂きました。


知っていたからどうという知識でも無いのですが、今自分がプレイしているゲームはこういう方法で集金されているだなあ…と理解しておくのもユーザーとしては大切であると考えています。


また現物としては残りにくいデータというものにお金を払っていると何かと財布のひもが緩くなりやすいのでその辺りを意識するための知識として役立てて頂けたら幸いです。

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