意味
範囲内の複数対象にダメージを与える攻撃のこと。
海外では「AoE(Area-of-Effect)」と表現します。
「範囲焼き」とは、1回の攻撃やスキルで、一定のエリア内にいる複数の敵(または場合によっては味方)にダメージを与える効果を指します。
由来
- 「焼く」という表現のイメージから
「焼き」という言葉は、直感的に「火炎」や「燃える」といったイメージを連想させます。
これが転じて、攻撃が発動するとその範囲内の敵がまるでバーベキューのように「焼かれて」しまう、
というユーモラスな表現として使われるようになりました。 - 俗語としての発展
ゲーマー同士のコミュニケーションや実況、攻略情報などで、インパクトのある攻撃やスキルを説明する際に使われるうち、次第に「範囲焼き」という表現が定着していきました。
使い方
- スキルや武器の説明として
例:「あのキャラクターのアルティメットスキルは範囲焼きだから、一気に全体を片付けられる!」
要約:ゲーム内で、広範囲にダメージを与える技や武器を説明する際に使います。 - 戦略や戦況のコメントとして
例:「敵が集まっているときに範囲焼きを使えば、効率よく複数を倒せるけど、味方にも当たらないように注意しないとね。」
要約:実戦中の会話で、集団戦の局面やポジショニングの重要性を示すために使われることもあります。
その他の重要な点
- 味方への影響にも注意
範囲攻撃は敵だけでなく、味方や自分自身にもダメージを与える可能性があるため、使用する際のポジショニングやタイミングが非常に重要です。
FF(フレンドリーファイア=味方への攻撃)にならないよう注意しましょう。 - ゲームバランスや戦略上の議論対象に
強力な範囲攻撃は、対戦ゲームやMMORPGなどではバランス調整の対象となり、賛否両論の議論が起こることも。
バランス調整の具体的な対象としては攻撃範囲の大きさやダメージ、発動コスト等が該当します。 - 公式用語ではなく俗語
この表現はあくまでプレイヤー間で使われる俗語・スラングであり、ゲームの公式ドキュメントやガイドラインに記載されていることは稀です。
そのため、使う相手や場面に応じた言葉選びが求められることもあります。
以上のように、「範囲焼き」はゲーム内で複数の対象に一気にダメージを与える攻撃や効果を表す、ユーモラスでインパクトのある俗語として使われています。
状況に応じた正確な判断と使い方を理解することで、戦略の幅が広がるとともに、チームプレイの際のリスク管理にも役立ちます。
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