Amazonプライムデーやタイムセール等で「異常な値下げ」に遭遇した事は無いでしょうか?
3万円の商品がセールで70%割引だって!?安い!
けど値下げ幅が大きすぎてなんか怪しい…
安くなるのは基本的には嬉しいこと。
ですが過剰な割引を行っている商品には裏がある場合が多いです。
セール前に一時的に価格をわざと吊り上げ、セール時に価格を戻す(もしくは若干だけ安くする)ことにより、あたかも大幅に割引されているかのように見せる手法の可能性があります。
売る側の戦略であるものの、買う側からしたら少し納得がいかないやり口に見えなくもありません。
もし前もって価格の変動の傾向が読めていれば…それを可能にする拡張機能が存在します。
商品価格の細かな動きを知りたい場合に大変おすすめな拡張機能なので、Amazonのお買い物で損をしたくない!という方は導入する価値大です。
Amazon商品の価格の変動が見える「Keepa」
正式名称は「Keepa-Amazon Price Tracker」。
Amazonで出品されている商品の価格がどう遷移しているかの履歴を見れる拡張機能です。
「Keepa」は無料で導入可能(有料版もアリ)
Keepaはメジャーなブラウザのほとんどで導入可能です。
- FireFox
- chrome
- Opera
- Edge
- Safari
など
有料版もありますが、そちらはセドリなどのビジネスに転用したい方向け。
Amazonで価格の推移を把握して買い物に利用したいだけなら無料版で十分です。
拡張機能の導入方法については以下の記事を参照して頂けると幸いです。
Amazonの商品ページに価格推移グラフが追加される
Keepaを導入するとAmazonの商品ページを少し下にスクロールした辺りに価格の変動を表すグラフが追加されます。
タイムセール時に本当に安くなっているか、どのくらいの価格まで下げているかなどの傾向を簡単に知ることができます。
グラフ上に引かれている線の色ごとの意味は以下のようになっています。
- Buy Box(ピンク線)
送料、手数料込みの価格 - Amazon(オレンジ線)
Amazonによって販売されている商品価格 - 新品(薄紫線)
第三者の販売者またはAmazonによる新品の最低価格
送料を含まない - タイムセール(赤丸)
タイムセール時の価格 - 中古(黒線)
第三者の販売者またはAmazonによる中古品の最低価格
送料を含まない - 倉庫(紫線)
Amazonアウトレット価格
Keepaのページ上でも商品を検索できる
Keepaは拡張機能のアイコンから開けるページから商品を検索が可能です。
価格の下落幅をパーセンテージや円単位で指定し、その値下げの範囲にある商品をピックアップすることもできます。
下記は例として全期間で価格が「20%~90%下落」している「パソコン・周辺機器」カテゴリに属する商品を調べた結果です。
商品にマウスオーバーすると1年間分の新品価格の履歴がすぐに表示されるので、だいたいの変動幅を直ぐに見たい場合にも役立ちます。
まとめ:安く買いたいセール時こそKeepaを忘れず確認しよう!
Amazonではいわゆる「ぼったくり」がしばしば発生しており、例えば商品価格を異常に安く設定しておき、送料で不当に数万円~数十万円ふんだくられたと言う話もあります。
そのような問題もKeepaを導入していれば「Buy Box(送料込みの商品価格)」で確認できるので前もって自衛することが可能です。
冒頭にお話した「セール前に価格を吊り上げセール中に戻して安く見せかける」手法がとられていることもあるかもしれないので、怪しいと思ったらKeepaをチェックしてみましょう。
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