2025年11月19日、OldTweetDeck(以降OTD)のバージョン4.3.5がリリースされました。
OldTweetDeck 4.3.5のリリースページ(GitHubへ移動します)
今回はOTD4.3.4で発生していた動作の不安定さを改善するためのアップデートだったようです。
更新内容等を確認していきます。
4.3.5で修正された点
以下が4.3.5リリースノートに記載されていた修正点です(翻訳はDeepL経由)。
- Even safer OldTweetDeck: stealthier requests, forced security headers, less APIs called
(さらに安全なOldTweetDeck:ステルス性を向上したリクエスト、強制的なセキュリティヘッダー、呼び出されるAPIの削減) - Fixed scheduled columns
(スケジュールされたカラムの修正) - Fixed page loading forever
(ページ読み込みが永遠に続く問題の修正)
引用元:https://github.com/dimdenGD/OldTweetDeck/releases/tag/v4.3.5
4.3.4で不安定になっていた箇所が修正
ひとつ前のバージョン4.3.4は、直前に起きた大規模なアカウント一斉凍結に緊急対応したものでした。
OTDは再び使えるようになったものの、カラムの取得にかなり長い時間を要する、OTDからポストが出来ない事がある、といった不具合が発生していました。
今回のアップデートは、それらの点を出来る限り改修したものではないかと思われます。
筆者の環境では、更新したことで一定の改善が見られました(ポスト可、検索カラム読み込み可)。
直前にCloudflare障害が発生
4.3.5がリリースされる直前(11月18日頃)、Xが経由するCDNサービス「Cloudflare」で大規模な通信障害が発生。Xへのアクセスが出来ない状態が暫く続きました。
サーバ側の問題のため、OTDアップデートへの関連性は薄いと思われますが一応ご報告。
4.3.5で新たに確認した不具合
最後に4.3.5に更新したことで新たに確認した、または発生しやすくなった不具合を記載しておきます。
※不具合の程度は利用環境による場合があります。
- OldTweetDeckのページが開きにくい、開けない
- 検索カラムの過去ポストが読み込まれない(※最新ポストは読み込む)
- 自ポストのRT取り消しがほぼできない(※開きっぱなしでAPI制限に触れてる可能性)
一点目のページが1回で開けないパターン(リロードを数回行う必要がある)は今回が初めてでした。
二点目、三点目は「呼び出されるAPIの削減」が施された影響かもしれません。
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