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- 無線接続について知りたい
- Bluetoothや2.4GHzの違いは何?
ワイヤレスイヤホンやワイヤレスマウスといった無線接続ができる機器が最近増えてきましたよね。
その時「Bluetooth」や「2.4GHzワイヤレス」といった表記を恐らく見たことがあるのではないでしょうか?
同じワイヤレスでも何が違うの?それぞれの特徴は?と気になる部分が結構ありますよね。
今回はそんな2つの「無線接続方法の違い」についてわかりやすく解説していきます!
Bluetoothと2.4GHzワイヤレス特徴早見表
Bluetoothと2.4GHzの特徴の早見表がこちら。
Bluetooth | 2.4GHzワイヤレス | |
接続機器 | Bluetooth対応機器全般 | 専用機器のみ |
USBレシーバー | 不要 | 必要 |
ペアリング | 必要(例外有り) | 不要(例外有り) |
特徴として最もわかりやすいのがレシーバーの有無ですね。
この後各接続方法の違いをより細かくお話ししていきます。
Bluetoothの特徴
USBレシーバーが不要
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Bluetoothはそれまでの無線通信でよく使われていた送受信のために使うUSBレシーバーを必要としません。
そのためUSBポートが無い機器(ワイヤレスイヤホンやスマホなど)であっても簡単に接続ができるようになりました。
機器同士を「ペアリング」することで接続
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Bluetoothは接続する機器を互いに認証する「ペアリング」の操作が必要です。
基本的に1回ペアリングをしてしまえばあとは自動的に接続をしてくれます。
数多くの機器と接続可能
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接続する機器同士がBluetoothに対応してさえいればパソコン、スマホ、ワイヤレスイヤホンなど様々なデバイスと接続できます。
機器によっては内部の設定でBluetoothのオンオフを切り替えられるため、必要に応じて使い分けが可能です。
名称の由来
名称の由来はかつてのデンマークの君主「ハーラル・ゴームソン」の歯に青黒い死歯があり「青歯王」と呼ばれていたことに由来するようです。
青歯→Blue(青)tooth(歯)といった感じですね。
2.4GHzワイヤレスの特徴
送受信にレシーバーを必要とする
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2.4GHzワイヤレス通信を行うには専用のUSBレシーバーというものが必要になります。
レシーバーは長辺1~2㎝前後の大きさのUSBメモリのような形をしており、パソコンのUSBポートに接続します。
レシーバーを挿し込めば即接続できる
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Bluetoothではペアリングという操作が必要でしたが、2.4GHzワイヤレスではレシーバーをUSBポートに挿し込みさえすれば基本的にすぐに接続可能になります。
ペアリングのような少し複雑な操作が苦手…という方は特に助かることでしょう。
機器毎にレシーバーが異なる
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レシーバーを接続したから対応機器全てと接続できる…というわけではなく、その機器専用(もしくはメーカー共通)のレシーバーが用意されることがほとんどです。
そのため複数違う機器を接続したい場合はその台数分レシーバーが必要ということになります。
その際当然ながら接続台数分USBポートを占領します。
ただし同じ機器(例えば2.4GHz対応の同種のマウスを2台)や種類が違くとも同じメーカー製の機器をパソコンに繋げるといった場合であればレシーバー一台で済むこともあります。
最近はBluetooth機器が増加、2.4GHzワイヤレス機器は減少傾向
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利便性と汎用性の高さから近年はBluetooth対応機器が増えている傾向が見られます。
現代において無線接続対応機器を複数台持つということは珍しくないため、繋げられるのであれば準備が特に必要無いBluetoothに軍配が上がる…というわけですね。
ペアリングが少しだけ特殊な操作ですが、説明書等を見ながら行えば誰でも出来るレベルなのでデメリットになる可能性も薄いです。
2.4GHzワイヤレスは不人気というわけはなくレシーバーを挿し込むだけでOKという簡単さがパソコンが苦手な方でも使いやすいため安定した人気が見られます。
しかし2.4GHzワイヤレスに挙げられる大きなデメリット「レシーバー自体を無くすと一切使えなくなる」点は課題になり続けており、間接的に減少傾向に拍車をかけているとも考えられます。
通信距離に違いはある?
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Bluetoothが登場したばかりの頃は2.4GHzワイヤレス機器のほうが通信距離が長いとされていましたが、最近はその差はほぼ無くなってきています。
どちらも10m前後(遮蔽物の有無で異なる)は確保できるため、一般的な機器の使用環境を考えればそう大きな問題とは言いにくいです。
そのため現段階ではどちらのほうが圧倒的に通信距離が長い短い…ということはありません。
Bluetooth非対応パソコンをBluetooth化するには?
現在使用中のパソコンにBluetooth機器を接続したいけどパソコン自体が非対応でどうしようもない…そんな時におすすめなのが「Bluetoothアダプタ」。
こちらをUSBポートに差し込むだけでパソコンをBluetooth機器に対応させる事ができる優れものです。
現在市場には4.0や5.0といった数字の付いた製品が出回っております。
これはBluetoothのバージョンを示しており、数字が大きくなるほど性能が高いと思って貰って構いません。
バージョンの違いにより価格が前後することが考えられるため、使用環境など必要に応じて適切な製品を入手して頂ければと思います。
なお普通にパソコン周辺でBluetooth機器を使う分であれば4.0でも十分性能を発揮してくれます。
Bluetoothと2.4GHzワイヤレスの違い:まとめ
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結論現時点ではどちらが優れている、というのはまだありませんが徐々にBluetoothの対応製品が多く出回ってくると予想されます。
今後はBluetooth機器をベースとした無線接続環境を整えていくといいかもしれません。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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