- PHPファイルって何?
- PHPファイルはいじってもいい?
このような疑問に答えていきます。
「〇〇.php」というファイルをご存じでしょうか?
これはPHPというプログラミング言語を記述するファイルのことなのですが…。
そもそも何のために存在してるファイルなの?という疑問を持つ方も多いかと。
プログラミングを全く知らない方にとっては「謎のファイル」ですよね。
そこで当記事ではPHPについての説明とPHPファイルを気軽に触るべきではない理由をお話ししていきます。
PHPとは?
PHPとは
のことです。
プログラミング言語は数多くありますが、何を作るかによって適している言語が変わります。
その中でもウェブコンテンツ作成を得意とするのがPHPという言語です。
そしてそのPHPで記述されているファイルのことをPHPファイルと呼びます。
ではPHPファイルはウェブサイトにおいて具体的にどんな役割をしているのか、続けて説明します。
PHPファイルの役割は?
PHPファイルの役割は
もっと簡単に言うと「データのやりとり」を担っています。
クライアント?サーバ?リクエスト?レスポンス?
聞いたことあるけど詳しくは知らないかも…。
どれもPHPを知る上で把握すべき用語です。
この後それぞれの言葉の意味を解説していきます。
クライアントとサーバ
まずはクライアントとサーバについて。
クライアントはウェブサイトを使う側(ユーザー)。
サーバはウェブサイトを構成しているデータを保存している場所。
まずはこの関係を頭に入れておいてください。
この後説明する「リクエスト」と「レスポンス」に深く関わってきます。
リクエストとレスポンス
続いてリクエストとレスポンスについて。
リクエストはクライアント側からサーバに情報を要求すること。
レスポンスはサーバ側の要求に対してクライアントに情報を提供すること。
ウェブサイトはこのリクエストとレスポンスがあって初めて成り立ちます。
例えばユーザーがウェブサイト内でボタンを押す、カテゴリをクリックする…これらは「リクエスト」にあたります。
サーバは「リクエスト」への答えとしてクリックしたリンクに対応するページを表示したりカテゴリを見せて「レスポンス」を行ってるわけです。
人間も誰かに質問したら回答が返ってきますよね。
イメージはそれと同じです。
その動作をコンピュータ内部で機械的に行うのがリクエストとレスポンスです。
【重要】PHPファイルは気軽に触るべきではない理由
ここからはPHPファイルを取り扱う上での注意です。
単刀直入に言うと処理のされ方(プログラムの動作)がわからないまま他サイトで紹介されていた記述をコピペするのはNGです。
正しくない記述をしたり本来必要な部分を誤って消去してしまうエラーが出て機能しなくなります。
よく「PHPにコピペするだけで実装できる」といった文言が載っているサイトを見かけますが、あれは本来十分な知識がある状態かつ実装する環境を理解していることが前提です。
プログラムというのは実装環境に大きく左右されるため、他所では動いてもあなたの環境では動かない可能性もあることを覚えておいてください。
もし壊れてしまってバックアップも取っていない…となると修復困難になることは確かです。
最悪大切なサイトが元に戻らなくなります。
どうしてもPHPに記述をしたいなら以下の3つを必ず守ってください。
どれか一つでもわからない場合は絶対にPHPファイルをいじらないでください。
PHPファイルとは?:まとめ
最後にPHPファイルについてのまとめです。
- PHPというプログラミング言語で記述されたファイル
- クライアントとサーバ間でリクエストとレスポンスを行う役割を担う
- 知識が不十分な状態で触ると最悪サイトが壊れる
PHPは正しい記述によりサイトに多くの機能を実装できる反面、エラーを起こすと直接悪影響が出てしまうデリケートな言語でもあります。
ファイルへの記述は自己責任なので扱いには十分注意しましょう。
コメント