ウェブ上でたまに聞く「クッキー」って何?
このような疑問に答えていきます。
ネットを使っていて
「cookieを有効にする」「cookieを利用しますか?」
という文面を見たことはありませんか?
実はこの「cookie」は、あなたがネットを快適に使う上で非常に大切な役割を持っているんです。
この記事ではそんな謎の存在「cookie」とは一体何なのかを解説していきます。
cookie(クッキー)とは
cookieとは、ユーザーがウェブページを訪れた際の「情報」を一時的に保存し次の訪問時に利用する仕組みのことです。
この時保存される「情報」にはログイン情報、閲覧履歴、検索履歴など様々なデータが含まれています。
ウェブページへのアクセス時にサーバー側がcookieを読み取る事で自動的にログイン状態にしたり、閲覧履歴が残った状態のページを即座に表示するといったことが可能です。
クッキーはファイルとしてパソコンのストレージ(HDDやSSD)の中に保存されています。
cookieの利用例
うーん…説明聞いてもよくわかんない
ではcookieが利用されている例を見てみましょう。
きっとどれかは経験したことがあるはず。
cookieは案外あなたの身近な場所で使われています。
例えばネットを使っていて下記のようなの経験は無いでしょうか?
- ログアウトせずに閉じたページを再度開くとログイン状態が保たれている
- ログインフォームでアドレス、パスワードが自動的に表示される
- ショッピングサイトでカートの商品が残ったまま消えていない
そういえば…Amazonとかページ開いたら勝手にログインされてる!
それこそcookieが利用されている証拠です!
面倒な入力等を省く事ができているのは実はcookieのおかげだったんです。
ここまででcookieがどんな場面で使われているのか理解して頂けたかと思います。
ではこのcookieはどのような仕組みで動いているのか?
続けて説明していきます。
cookieの仕組み
ではシステム的にcookieがどんなやりとりをしてるのか仕組みを見ていきましょう。
cookieはまずユーザーがウェブページを訪問することが起点となります。
訪問した際の行動を元にウェブページ側でcookieが作成されユーザーに発行されます。
その後ストレージ(HDDやSSD)に保存されます。
ウェブページに再訪問する際ユーザーはcookieを利用する事でウェブページ側はユーザーに最適化したページを提供できるんです。
図解すると以下のようになります↓
クッキーっていつの間にか僕が貰ってたってこと!?
貰った覚えも使った覚えも無いよ?
クッキーは有効になってさえいればシステム上で処理されているため、ユーザー自身が「貰う」「使う」をいちいち行う必要は無いんです。
なるほどー!じゃ自動的にやってくれてるんだ!
クッキーすごい!
cookieの役割
cookieの役割はずばり「ウェブページをユーザーに対して最適化し、使い勝手を上げること」です。
利用例で述べたように、ページを開いたら既にログインされている状態ならいちいち入力する手間が無くなり快適ですよね。
つまりそのページを使いやすくなり、利便性を高めます。
またユーザーとウェブページの紐づけられた関係を確認するための「証明書」的な役割も持っています。
私達の目に直接見えるわけではありませんが、ユーザーの行動が記録されたcookieを提示する事で、ウェブページ側は安心して自身のページに招き入れることができます。
まとめ:ネットを使いやすくする仕組み「cookie」
以上がcookieについての説明でした。
最後にcookieが何かを簡単にまとめておきます。
是非cookieを活用していきましょう!
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