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Xが「いいね欄」非公開を実施、既存の機能に規制の兆し?【改悪】

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X(元Twitter)は2024年6月12日~13日頃、
突然「いいね欄」の非公開化に踏み切りました。

Xいいね欄非公開の通知
スマホアプリのXに届いた通知

通知の理由を見る限り「プライバシーの向上」が目的のようですが…、
一部ユーザーからは不満の声が多く上がっているようです。

この「いいね欄非公開化」の措置により、
できなくなったこと、まだできること、非公開による弊害など、急遽この記事でまとめていきます。

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「他ユーザー」上のいいね欄が消滅し、いいねの閲覧が不可能になった

ポストのいいねはできるぞ…?
タイムライン上のいいね数は見れてるけど…?

X公式から通知された文章がわかりにくいこともあり、
規制内容を勘違いしている方がいるようでしたので少々補足します。

今回実施されたのは「他ユーザーアカウントのいいね欄の非公開」です。
「ポストへのいいね」や「タイムライン上でのいいね数の表示」はまだできる状態ですのでご安心ください。
「いいね」と「いいね欄」で意味が異なるから明確に言って欲しいよね

では具体的に何が起きたのかというと…

それまで他ユーザーのプロフィールから見れた「いいね」の項目が完全に削除され、
他ユーザーがいいねしたポストが一切閲覧不可になりました。

Xのいいね欄消滅の画像
「メディア」の右側にあったいいね欄が消えた

※上記画像の「いいね」は消滅していることがわかるようバツをしてあるだけで、本来はもうそこにいいねはありません。

いいね欄非公開による弊害

他ユーザーのいいね欄非公開により様々な弊害が考えられます。
以下はその一例です。

  • 興味のあるユーザーがいいねしたポストを見たり、共有できなくなる
  • ユーザーの趣味嗜好を把握する基準が一つ消える
  • フォローするか否かの基準が一つ消える

いいね欄は、ユーザーの趣味嗜好を読み取る一つの基準(軽く見る程度ですが)と考えていました。
趣味が合えば「フォローしようかな…」と思えるので、その基準が無くなったのは個人的に残念ではあります。

ただし中には「私だけのお気に入り(いいね)を誰かに覗かれたくない」というユーザーも居ると思うので、
「改悪」と決めつけるのはよくないかもしれません。

しかし逆に「俺のいいね欄を見てくれ!同志を募りたい!」という方が居るのも然り、
どちらの希望も叶えるなら、出来れば選択式にして非公開にするか否かを選ばせて欲しかったですよね…。

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謎の現象:自分アカウントのいいね欄まで何故か非公開化される

もう一つ、謎の現象が起こりました。
これは私自身のアカウント(サブ垢です)のプロフィールから、いいね欄を見ようとした時のことです。

自身のアカウントのいいね欄が何故か非公開化

自分のアカウントで自分のいいね欄を見られないという状態に遭遇しました。
いや何のためのいいねやねん。


しかすると、Xに関連するアドオンが影響を与えている可能性等も考えられます。
Control Panel for Twitter」とか「TwitterTimelineLoader」とか…。

あとこの時、API制限がかかった状態だったのも原因の一つかも。
正直現状では確信が無いため、はっきりしたことはわからないままです。

ひとまずこういう状態に陥った、ということを報告させて頂きました。

【追記:2024年6月13日】
こちらの現象は、API制限によっていいねしたポストを取得できなかったことが原因でした。
制限解除後は普通に閲覧可能になっていました。

最後に:ビジネス優先のプラットフォーム化が更に進行か

他ユーザーのいいね欄封鎖はX…いやTwitterの楽しみを一つまた奪われたような気がしてならないんですよね…。
今回の対応は、Xが目指すプラットフォームがTwitterとは異なるぞ、という一種のメッセージかもしれません。

タイムライン上でのRTやいいねも、そのうち規制対象になる可能性も十分あり得る話かなと思います。
Xがビジネスモデルを目指す傾向がどんどん強まっているのも影響しているのでしょうか…。

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