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3種類のトップレベルドメイン(TLD)とは?|gTLD、sTLD、㏄TLDがわかる

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トップレベルドメイン(TLD)とは「○○○○.com」といったドメインの.comの部分のことです。


TLDには「一般トップレベルドメイン(gTLD)」「スポンサー付きトップレベルドメイン(sTLD)」「国別トップレベルドメイン(㏄TLD)」がありそれぞれ違いがあります。


当記事ではこれら3つのトップレベルドメインについて簡潔に解説していきます。

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一般トップレベルドメイン(gTLD)とは?

一般トップレベルドメイン(gTLD:generic Top Level Domain)とは、
用途に限定されず世界中のウェブサイトで利用可能なTLDのことです。

gTLD用途
.com商取引事業者
.info情報サイト、メディアサイト
.netインフラ系
.org非営利組織、既存のgTLDに属さないサイト
gTLDの例と用途

かつては上記の表のようなサイトの用途に応じたgTLDを付けるという制限がありましたが、2012年の制度改定に基づき利用用途に基づかなくとも登録可能となっています。

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スポンサー付きトップレベルドメイン(sTLD)とは?

スポンサー付きトップレベルドメイン(sTLD:sponsored Top Level Domain)とは、
特定の事業、専門分野のみが利用できるTLDのことです。

sTLD用途
.asiaアジア太平洋地域の組織
.coop協同組合
.milアメリカ合衆国軍
.mobiモバイルサービス
.museum博物館
.post郵便サービス
.travel観光局、旅行代理店
sTLDの例と用途

各分野、業界のスポンサー(出資者)により認可されることで使うことができる企業や政府組織といった公的機関による利用を想定したTLDです。

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国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)とは?

国別コードトップレベルドメイン(ccTLD:Country Code Top Level Domain)とは、
国、地域毎に割り当てられるTLDのことです。

㏄TLD対象国家
.auオーストラリア
.beベルギー
.cn中国
.dkデンマーク
.inインド
.jp日本
.mtマルタ
.ruロシア
.usアメリカ合衆国
ccTLDの例と対象国家

国家の名称をアルファベットにした際の2文字を抜粋する形(日本=Japan)で構成されています。


ccTLDの取得条件は国によって異なります
.jp(日本)であれば「日本に住所を有する団体/組織/個人」が取得条件とする一方で.in(インド)などの世界中誰でも取得可能としている国もあるなど一律ではありません。

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3種のトップレベルドメインとは?:まとめ

最後に記事の内容を以下にまとめて終わります。

記事のまとめ
  • gTLD…取得制限無く世界中で誰もが利用可能なTLD
  • sTLD…スポンサーからの認可が必要な特定の分野、事業でのみ利用可能なTLD
  • ccTLD…国、地域ごとに定められたTLD

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