こんにちはPC好きブロガーぱなだ(@panablo)です!
今回は横幅がとても広く大迫力の映像を楽しめる「ウルトラワイドモニター」のおすすめモデルをご紹介致します。
選び方のポイントも併せて解説していくのでウルトラワイドモニターをお探しの方は是非参考にしてみてください。
ウルトラワイドモニターを選ぶ際のポイント
ウルトラワイドモニターは通常モニターよりも同時に表示できるウィンドウが増えるため、導入することで仕事を効率化したり広い視野角を活かした快適なPCゲームプレイをしたりと様々な恩恵を得られます。
中にはゲームに特化した性能を持つものや特徴的な形状のモニターもあるので自身に必要な機能を持ったモニターを選ぶためのポイントを知っておきましょう。
モニターの形状から選ぶ
ウルトラワイドモニターのモニター形状は2種類あり「湾曲(曲面)」と「平面」に分かれます。まずはそれぞれの特徴を把握していきましょう。
湾曲(曲面)モデル
「湾曲」モデルはモニターを正面から見た時に少し手前方向にカーブしている形状が特徴です。
この湾曲したモニターは画面のどの部分を見ても使用者から一定の距離感を保つことができ、視認性を高める効果があります。
わずかな画面の明暗が勝負を分かつFPSゲームや、色彩や臨場感を大切にしたい映画鑑賞等には最適なモデルです。
平面モデル
こちらはスタンダードな「平面」モデルのモニターです。
その名の通り凹凸が無いまっさらな平面が特徴的で、どんな作業にも馴染む形状となっています。
湾曲モデルと比較すると癖が少ないため、用途ははっきり決まって無いけど色んな使い方をするという方におすすめなモデルとなっています。
サイズと設置場所で選ぶ
ウルトラワイドモニターは「巨大」「長い」「重い」です。
そのため十分余裕のある設置場所を確保する必要があります。机に置く場合は机の横幅90㎝前後は欲しいところ。
重量に関しては軽いもので5kg、重いものだと15㎏以上あるため置き場所が重さに耐えられるかどうかはしっかり確認しましょう。
モニターサイズでは29インチ~49インチと様々なので寸法を把握し、適切なサイズの製品を選ぶようにしましょう。
また製品によってはモニターアームを使って固定できるものもあります。
モニターアームについての詳細はこちらの記事をどうぞ。
リフレッシュレートと応答速度で選ぶ
リフレッシュレートと応答速度は事務作業等がメインの方はあまり気にする必要はありませんが、PCゲーム(特にFPS)をするためにウルトラワイドモニターを買う方には必須の要素です。
リフレッシュレート
リフレッシュレートとは「Hz(ヘルツ)」という単位が使われており、1秒間に表示する映像を書き換える数を示します。モニターによって60Hzや144Hzといった表記がされています。
この「Hz」の数字部分が大きいほど画面がなめらかに動きます。
PCゲームをする場合144Hz以上から選ぶことを推奨します。60Hzや75Hzだと残像感が出やすく、プレイするゲームによってはストレスに感じる可能性もあります。
ただし基本的にリフレッシュレートの数値が高くなるほど価格も高騰するのでそこはお財布と相談して決めましょう。
因みに筆者の体感上ですが144Hzもあればジャンルに関わらずどのゲームも満足にプレイできます。
応答速度
「1ms」や「0.5ms」などと表記されている画面の色が切り替わるまでの時間を表す部分です。この数値が小さいほど応答速度が早くなりゲームプレイに有利になります。
ウルトラワイドモニターの場合画面の大きさの影響で普通のモニターよりも少々遅め。とは言うものの体感できるほどの遅さでは無いのでご安心ください。
因みに4ms前後が平均的です。
ウルトラワイドモニターおすすめモデル5選
ではここからウルトラワイドモニターのおすすめモデルを5つ紹介していきます。
サイズ、寸法詳細、解像度、価格帯等も載せていきますので比較材料にしてみてください。
※寸法は横幅×高さ×奥行。
※価格帯は2020年6月時点のものとなります。
LG ゲーミング モニター 29UM69G-B 【29型・平面・75Hz】
画面サイズ | 29インチ |
寸法 | 703×415×204mm(スタンド込) |
解像度 | 2560×1080 |
最大リフレッシュレート | 75Hz |
応答速度 | 1ms |
価格帯 | 3万~4万円台 |
29型LG製平面ウルトラワイドモニターです。本体重量は約5.5㎏。
ウルトラワイドモニターの中では平均的なスペックを持ち、あらゆる用途に向いています。
大きすぎず小さすぎず比較的安価で手軽にウルトラワイドを楽しむことができるモデルのため、初めて購入する方に特におすすめ。
最大リフレッシュレートが75Hz止まりなのでFPS重視のゲームをする方は注意。
ASUS ゲーミングモニター ROG STRIX XG35VQ【35型・湾曲・100Hz】
画面サイズ | 35インチ |
寸法 | 834×468×317㎜(スタンド込) |
解像度 | 3440×1440 |
最大リフレッシュレート | 100Hz |
応答速度 | 4ms |
価格帯 | 7万~8万円台 |
35型ASUS製湾曲ウルトラワイドモニターです。本体重量は約12㎏。
ASUSはゲーミングデバイスを専門とするメーカーのため、このモニターもPCゲームをする前提の性能が売りです。
長時間プレイを想定したブル―ライトカット機能、フリッカー(画面チラつき)防止機能、ASUS独自の「GamePlus」機能等とにかくゲーム特化の機能が豊富です。
言わずもがなゲーマーの方におすすめな製品です。
LG ゲーミング モニター 34GL750-B【34型・湾曲・144Hz】
画面サイズ | 34インチ |
寸法 | 820×445×365㎜(スタンド込) |
解像度 | 2560×1080 |
最大リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 5ms |
価格帯 | 6万~7万円台 |
34型LG製湾曲ウルトラワイドモニターです。本体重量は約8㎏。
LG製モニターの中でも特に人気で品薄なことが多く、価格以上の性能を持ち合わせるモデル。
湾曲画面と144Hzという高いリフレッシュレートの組み合わせは圧倒的な没入感を生み出します。
またこのモニター特有の「OnScreen Control」機能はウィンドウを自動的に任意の形に整列させられたりと、広い画面を活かして並行作業を有利に進めることが可能です。
Dell 曲面モニター 49インチ U4919DW【49型・湾曲・60Hz】
画面サイズ | 49インチ |
寸法 | 1215×458×252㎜(スタンド込) |
解像度 | 5120×1440 |
最大リフレッシュレート | 60Hz |
応答速度 | 5ms |
価格帯 | 14万~15万円台 |
49型Dell製湾曲ウルトラワイドモニターです。本体重量は約17㎏。
最大級の大きさを誇る超大型モデル。
横幅120㎝以上のこのモニターがあればウィンドウを開きすぎて作業できないという問題とはおさらばできるでしょう。
映画鑑賞等でもダイナミックな映像を楽しめること間違いなし。複数人で画面を見たい時なんかも役立ちます。
一つ注意点としてこの製品は本体重量こそ17㎏ですが、梱包状態だと26㎏前後になるので必ず大人2人以上で組み立てるようにしましょう(本製品の注意書きにもあります)。
ASUS ROG Strix XG49VQ 49インチ
画面サイズ | 49インチ |
寸法 | 344×1193×529㎜ |
解像度 | 3840×1080 |
最大リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 4ms |
価格帯 | 14万~15万円台 |
こちらはASUS製のゲーミング向け超大型ディスプレイ。重量は13.3㎏
通常のウルトラワイドモニターでは実現しにくかった高リフレッシュレート144Hzに対応しており、十分なパフォーマンスでFPSゲーム等を大画面で楽しめます。
XG49VQの特有の機能として最大3つのハードから映像を同時に出力することが可能。
例えばPCからはYouTube画面、PS5からゲーム画面、更に別のノートPCで映画鑑賞画面を一つのディスプレイに同時に映し出せます。
ハードは別々だけどモニターは増やしたくないという方には非常に助かる機能。
まとめ:ダイナミックなウルトラワイドモニターを楽しもう
以上がウルトラワイドモニターおすすめモデルの紹介でした。
画面が大きい分通常のモニターよりも高価格になりがちですが、ウルトラワイドだからこそできる楽しみ方も非常に多いです。
特にウルトラワイドならではの画面分割機能を用いることで1枚のモニター内に複数の作業を振り分けられるのは大きなメリット。
有効活用できればゲームプレイや情報整理、仕事の効率化にも繋がることでしょう。
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