動画配信やzoom会議で背景を別の映像に差し替えたい…そんな時に使いたい便利アイテム「グリーンバック」を紹介していきます。
ゲーム配信等で画面の中にプレイヤーを溶け込ませる事が可能な「クロマキー合成」も簡単にできるシロモノなので視聴者が見やすい配信環境を整えていきたい方にもおすすめです。
人気製品も併せて紹介していくのでチェックしてみてくださいね。
グリーンバックとは?
グリーンバックとはその名の通り緑色の大きなスクリーンのことです。
配信者の背景を全て覆えるほどのサイズの製品もあります。
webカメラに映る配信者とグリーンバックから背景色(緑色)の部分だけを透明にし、透明にした部分に配信映像などを合成する「クロマキー合成」を行うために用いられています。
背景に見せたくないものがある…
窓の外が映って個人特定されそう…
クロマキー合成をすることでこのような心配から解消されるためプライバシーを守りながら安心して配信活動をすることができるようになります。
映り込んだ背景から個人が特定された…なんてことも珍しくないためグリーンバックによる個人情報の流出防止は大切です。
グリーンバックを選ぶポイント
続いてはグリーンバックを選ぶポイントについて解説していきます。
収納のしやすさで選ぶ
グリーンバックは製品によっては200㎝(2m)近くになるものもあり背景をまるまる覆う都合上そこそこ大型になりかさばることも。
配信時だけ設置→終わったら片付けるという方式だとその大きさも相まって収納のしやすさ、取り出しやすさが重要になってきます。
グリーンバックを設置するための固定用のポールなども考慮すると収納バック付きや折り畳み式を選んだほうが出し入れが楽になります。
洗濯、アイロン掛けが可能な素材で選ぶ
クロマキー合成は背景の緑色を認識して透明にしますが、もしグリーンバックの一部に濃い色の汚れなどが付いていて色ムラがあるとうまく合成できなくなることがあります。
そのため汚れを防ぐ収納ケース等が無い場合は丸洗いできる製品が好ましいです。
またグリーンバックは畳んで収納するタイプだと部分的にシワが出来ることがあります。
深いシワがあると緑色の濃淡が変わってしまうためこちらもクロマキー合成への悪影響が懸念されます。そのためアイロン掛け可かどうかも確認しましょう。
グリーンバックに最も採用されている素材であるポリエステル製であればこれら二つをクリアしていることがほとんどなので特段素材にこだわりが無ければポリエステル製から選ぶのがおすすめです。
グリーンバックおすすめ人気製品
Elgato Green Screen
配信機材を主に扱うブランドElgatoの折り畳み式グリーンバックです。
必要な高さを引き出して使えるX形状のフレームによる固定なのでセットアップが楽かつ使った後はアルミ製の保護ケースにそのまま巻き取るだけで片づけられるので収納スペースも削減できます。
素材にはシワになりにくく高品質なポリエステル素材(ダクロン)を採用。
グリーンバッグと固定具一体型のため持ち運びしやすいため様々な現場で本格的に使いたいという方におすすめです。
エレコム クロマキー 折り畳み式 グリーンバック
電子機器でお馴染みのエレコム製の円形グリーンバックです。
バンドでイスに直接取り付けるタイプなのでポールなどの固定具が不要で非常に手軽。
収納バッグも付いており広げたサイズの8分の1の大きさまで圧縮できるので収納には困らない事でしょう。
円形かつサイズが小さいため背景を完全に隠すには画角に気を遣う必要がありますが、即準備できるためとりあえずリーズナブルな即席の目隠しが欲しいという方におすすめです。
Hemmotop 背景布 緑
自由度が高く超大判のHemmotop製グリーンバックです。
強力なクリップによって固定するタイプでカーテンレールや洗濯ポールなどに挟むことで部屋の形状に合わせて柔軟に配置することが可能です。
また長辺2.8mとかなり大きいため広い面積をカバーできデスク周りの空間に余裕があれば囲むように配置することもできます。
さながらスタジオのような雰囲気も作りだせるため多用途での利用を考えている方にぴったりです。
まとめ
グリーンバックは配信に必須というわけではない脇役という立ち位置になりがちですが、冒頭で述べたようにプライバシーの保護や視聴者への気遣いという面では用意しておくと何かと役に立ちます。
大きなサイズのものであれば例えばグリーンバックを用いて外で写真撮影をして後からクロマキー合成をして背景を編集…なんてこともできます。
また価格や形状、設置方法が製品によって大きく異なるので色々な製品を比較して決めてみてくださいね。
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