パソコン関連

【比較】メカニカルキーボードVSメンブレンキーボードどっちを使うべき?【デスクトップPC】

本ページには広告が含まれています。

PCのキーボードって全部一緒に見えるけど違いってある?

このような疑問に答えていきます。


結論を言うとキーボードは種類によってキーの押し心地や構造が違います。


この記事では以下の二つのキーボードについて知る事ができます。

  • メカニカルキーボード
  • メンブレンキーボード

それぞれのメリット、デメリットもお話しします。


これら2種類のキーボードの特徴を覚える事で自分に合ったキーボードを選ぶ事ができます

スポンサーリンク

メカニカルとメンブレン

まずPCのキーボードは代表的な2種類のタイプがあります。

  • メカニカル
  • メンブレン

それぞれの特徴を簡単にまとめると以下のようになっています。

タイプキースイッチ使われているPC価格
メカニカル キーが独立している
(一つずつ取り外せる)
デスクトップ高い
メンブレンキーが独立していない
(一つずつ取り外せない)
デスクトップ、ノート安い
スポンサーリンク

メカニカルキーボード

まずはメカニカルキーボードです。


メカニカルキーボードは各キーが独立しているため、ひとつひとつのキーを取り外す事が可能です。


打鍵感が強く押下した時に「カチッ」としっかり押せる特徴があります。


またキーキャップの下には「軸」と呼ばれるパーツがあります。
この軸によってクリック感が変わります。


代表的な「軸」の詳細↓

打鍵感静音性総評
茶軸スコッ/反発力が弱め普通最もスタンダード
青軸カチッ/反発力が強め低いスイッチ感強めで打鍵音が大きい
赤軸スッ/反発力が弱め高いスイッチ感弱めで打鍵音が小さい

メカニカルのメリット

メカニカルキーボードは以下のようなメリットがあります↓

  • キーが独立しているため故障に強い(故障しているキーだけ取り換えればOK)
  • 打鍵感が強いため文字を打っている感覚が残りやすい
  • 耐久性に優れる

カチカチという「タイピングしてる感」を強く実感できます。


故障にも強く、不具合があったキーのみを取り換える事が可能です。

メカニカルのデメリット

メカニカルキーボードは以下のデメリットを持ちます↓

  • 打鍵音が大きい
  • 価格が高い
  • キーボード自体が重い

スイッチ感が強いため打鍵音はどうしても大きくなってしまいます。


またこの後紹介するメンブレンキーボードより価格が高めです。

おすすめメカニカルキーボード

メカニカルのおすすめモデルはこちらの記事で紹介しておりますので宜しければご覧ください。

メンブレンキーボード

お次はメンブレンキーボード


こちらはキーを押した際に2枚の接点シートが触れ合う事で導電し、入力信号が出ます。


図で表すと以下のようなになっています。

メンブレンキーボードの構造図解
メンブレンの仕組み図

普段接点シートはお互い離れています。


クリック時のみ触れ合う事で入力したと判断されます。


メンブレンの大きな特徴として接点シートは全てのキーと物理的に繋がっています


そのためメカニカルのようにひとつひとつ取り外す…という事はできません。

メンブレンのメリット

メンブレンキーボードのメリットはこちらです↓

  • 静音性に優れる
  • 薄型化できる
  • 安価

メンブレンは静音性に非常に優れています。メカニカルの赤軸よりも静か。


またシート状であることから薄型化しやすくコンパクトな商品も多いです。


構造自体がシンプルで大量生産する事が可能です。


そのため比較的安価で手に入ります。

メンブレンのデメリット

続いてメンブレンキーボードのデメリットはこちらです↓

  • 打鍵感はあまり無い
  • 使っているうちに接触不良が起こる
  • 耐久性が乏しい

キーの下が接点シートのためクリック感は少ないです。


カチッという感覚よりペコッという感じ。


そして長く使っているとどうしても接点部分に接触不良が起きます。


キーをひとつずつ取り外す事はできず、自分で修理するのも困難のため修理業者へ依頼…と不慮の事故には弱いです。


価格が安い分耐久性が乏しいものが多いです。

おすすめメンブレンキーボード

メンブレンのおすすめモデルはこちらで紹介しておりますので宜しければご覧ください。

結局どっちを使うべき?

特徴はわかったけど結論どっちがいいんだ…?

これまで説明してきたことをまとめると。

静音性打鍵感価格耐久性
メカニカル低い打鍵感が強い高い高い
メンブレン高い打鍵感が弱い安い低い

価格が高くてもいいから打鍵感がマシマシの爽快なタイピングがしたい→メカニカル


キーボードにあまりお金は出せないかつ静音性重視→メンブレン


となります。オフィスで使う場合は青軸メカニカルだとちょっと打鍵音うるさめに感じることも。


使用する場所も考慮して選んでみるのがおすすめです。

まとめ:特徴を見極めてキーボードを選ぼう

PCデスクの画像

キーボードは最終的にはお値段次第となることも多いかと思います。


打ち心地がいいなあと思うものはだいたいメカニカルで少々高い…ということがよくあるので思い切ってメカニカル一台確保してしまうのも良いと思いますし、コスパ重視でメンブレンを選ぶのも良いと思います。


どちらも使ってみるとその違いが判ると思うので電気屋さんやパソコンショップで試してみるのがおすすめですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました